こんにちは、こけしです!
老猫になると、階段の上り下りが負担になったり怪我をしやすくて危ないので、早めに安全対策をしてあげましょう!
自宅の階段は撤去できないし、低くしたり段差を減らすことができないし、なかなか難しい…。
だけど、リフォームなしでできる対策方法がいくつかありますよ。
この記事はこんな人におすすめです!
- 階段や隙間から落ちないように工夫したい
- 老猫の足腰への負担を減らしたい
- 老猫が暮らしやすい生活環境を整えたい

猫は運動神経が抜群!着地も上手!

だけど高齢になると危ないし怪我もしやすいにゃ
早めに階段対策をしたほうがいい理由
猫は高い所が好きだし、落下してもうまく着地できます。
でも老猫は高齢だし、階段から落ちると危ないので早めに対策してあげましょう。
若い猫よりも落下や怪我をしやすい
猫といえど、高齢になると身体能力が衰えてきます。
筋力が減ってジャンプしにくくなり、踏ん張りがきかないことも。
私の愛猫も老猫になってから、上り下りがしにくそうでした。
目も衰えてくるからか、前足で段差を確認してから下りるような感じ。
人間と同じで、老猫も柔軟性が減りやすくトラブルがあったときに怪我をしやすいです。
もしかしたら飼い主さんが気付いてないだけで、すでに階段から滑ったり落ちたりしてるかも…。
体に負担がかかる
階段の上り下りは足腰や関節に負担をかけやすいです。
自宅の階段は人間からすると小さな段差ですが、猫にとってはそれなりの高さ。
上り下りするたびに負担がかかるので、できるだけ負担を減らしましょう。
猫は痛みを隠したがるし、違和感がなさそうに見えても、実際のところは分かりません。
今現在は問題なくても負担をかけ続けるのは良くないので、若いころと様子が変わらなくても対策してあげてくださいね。
猫が階段を好むには理由があった
- 高い所から見下ろせる
- ストレス解消になる
- 階段のサイズが猫にちょうどいい
猫にとって、高い場所は安全な場所です。
もともと単独行動なので、危険を察知するためにも、辺りを見渡せる高い場所を好むとされますよ。
猫には上下運動が必要だし、階段はまさに上下運動ができる場所。
上り下りして運動することでストレス解消にも繋がりますよ。
一段ごとの階段のスペースは猫にぴったりのサイズ。
猫は狭いところを好みやすいし、寝転べるくらいの広さなのでちょうどいいのかも。
階段は猫が好む条件が揃っているので、ほとんど運動をしなくなった高齢猫でも階段でまったりすることもありますよ。
老猫が階段で怪我をしないための対策3つ
老猫が階段で怪我をするかもしれないし危ないからといって、階段をなくすのは現実的じゃないですよね。
では、ほとんどの家でできる階段の安全対策の方法を見ていきましょう。
階段に滑り止めマットを付ける
ツルツルした素材の階段だと滑りやすいので、滑り止めを付けてあげましょう。
滑りにくなるし、筋力が落ちた老猫でも踏ん張りがききやすくなります。
おすすめは、階段に敷いて使えるマットタイプの滑り止め。
マットなので、上り下りする衝撃を和らげたり、万が一落下したときにもクッションになってくれますよ。
上記は、滑り止め加工がされている吸着マット。
折り曲げて設置できるので、階段の角もカバーできますよ。
わりと厚みがあるタイプなのでクッションにもなって安心。
切ってサイズを合わせられたり丸洗いできたりと、使い勝手がいいです。
物理的に上れないようにする
かなり足腰が弱っていたり、危ないから階段を使わせたくないときは、物理的に対策しましょう。
飼い主さんが留守のときに何かあると対処できないので、落下防止のためにもペットゲートを設置しましょう。
猫はゲートを設置しても上から乗り越えるので、高さがあるものがおすすめ。
ふらついたり足腰が弱っているなら上れない可能性が高いので有効ですよ。
ただし、隙間を通り抜けるのでなるべく狭いゲートを選んでくださいね。
上記は、高さ185センチのペットゲート。
アルミ素材で軽め、突っ張りタイプなので賃貸マンションでも設置できますよ。
両開きドアで、開いたまま固定もできて使いやすいです。
隙間から落下しないようにする
スケルトン階段や踊り場がある階段など、隙間があるタイプは落下しないように対策しましょう。
若いころは俊敏でも、老猫になると動きが鈍くなって落ちることがあります。
階段によって対策方法はいろいろですが、落下防止ネットなどを使って防ぐと安心ですよ。
階段そのものをリフォームするのは大変ですが、落下ネットなら後付けできて楽です。
上記は、手すりや階段の隙間などに付けられるネット。
ロフトや吹き抜け、ベランダにも設置できます。
1センチ単位でオーダーできるし、4色から選べるので自宅に合わせやすいです。
老猫だけじゃなく、多頭飼いや子供の安全対策にもおすすめですよ。
老猫が階段で危ない目にあわないように対策しよう
人間と同じで、猫も高齢になると怪我しやすくなります。
階段そのものを猫用にリフォームするのは難しいので、滑り止めマットやゲート、落下防止ネットなどを使いましょう。
老猫になると運動能力が低下するので、早めの対策をおすすめします!

猫は自分では安全対策できないにゃ。飼い主さんが頼りにゃ

目に見えて老化してなくても対策しておくと安心ですよ