こんにちは、こけしです!
猫を連れて避難するのは大変です。
災害は突然やってくるし、避難所にあるものは人間用が中心なので、猫用品は事前に用意しましょう。
とくに老猫は環境が変わるとストレスを感じやすいので、避難所での注意点や対策方法を知っておいてくださいね。
この記事はこんな人におすすめです!
- 事前にしておくべき準備が知りたい
- 猫の避難グッズやあると便利なものが知りたい
- 猫が避難所で快適に過ごすためのコツが知りたい

災害が起きると気が動転するにゃ

前もって流れや必要な物を知っておきましょう!
スムーズに避難するための準備しておくこと3つ
人間だけで避難するときも、何も準備していないよりもしておいた方がスムーズ。
猫がいると猫用品も必要になるし、以下3つは最低限しておきましょう。
近くの避難所を確認しておく
どの地域にも、自治体が指定した避難所があります。
猫も含めてペットも同行できますが、場所によって条件が違うのでチェックしておいてくださいね。
たとえば、一緒に避難できるけど同じスペースで過ごせない「同行避難」、猫と飼い主さんが同じスペースで生活できる「同伴避難」があります。
同行避難は避難所そのものに入れず、駐車場や別スペースでなどで過ごすのが基本。
近所の避難所をピックアップして、第1候補、第1候補などを決めておくといいですよ。
避難に使うキャリーに慣れさせる
愛猫の警戒心をなくすためにも、避難に使うキャリーバッグに慣れさせておきましょう。
避難時はただでさえ慣れない環境なのでストレスを感じやすいです。
キャリーが安心できる空間になるように、普段からリビングに置いておき、隠れ家や遊びに使わせるのがおすすめ。
緊急時もすんなり入ってくれやすいので、日頃から慣れさせてくださいね。
必要な物をまとめておく
災害が起きてから、何が必要か調べてその場でまとめるのは大変。
コンビニやスーパーが品薄になるのはあるあるだし、災害が起きてからだと準備が間に合わないことも…。
必要な物は用意してまとめておき、防災カバンに入れておきましょう。
ワクチン証明書やペット保険証など、小さい物はキャリーバッグに入れっぱなしにしておくと楽ですよ。
猫と避難するときに必要&あると便利なもの
猫と避難するときの持ち物は、避難所や状況によってさまざま。
なぜ必要なのか、どんな時のために必要なのかも含めて書いていきますね。
全部用意しなくてもいいので、状況に合わせて選びましょう。
キャリーバッグ
同行避難、同伴避難のどちらでもキャリーバッグが必要です。
とくにおすすめは拡張機能があるタイプ。
ペットを入れて運び、その場で広げてケージとして使えます。
狭すぎるとストレスが溜まるのでスペースがあるものがおすすめですよ。
上記商品は、リュックタイプのキャリー。
両サイドが広がるので、中で伸びることができるし簡易トイレも入れられて便利。
チャック付きで小物も入れられるようになっているので使い勝手がいいですよ。
ポータブルケージ
愛猫に専用スペースを作ってあげたいなら、ポータブルケージを用意しましょう。
家にある普通のキャリーで避難するとき、できるだけ広いスペースを用意したいときに便利。
サイズによっては2匹一緒に入れるしトイレも設置できます。
上記商品は、ケージとトイレがセットになった便利用品。
トイレを買う必要がないし、大きめなので多頭飼いの人にもおすすめ。
メッシュ素材なので通気性がよく、たたんで小さくできて便利です。
金額のわりにしっかりした作りで安定感もありますよ。
ポータブルトイレ
自家用車で避難するときは、家で使っているトイレをそのまま車内に置いてもOk。
そうでないときは簡易トイレを用意しましょう。
猫砂は重いので、大量に持ち運ぶのは大変。
徒歩などで避難するときは、猫砂の量を減らして下にペットシーツを敷くなどして対処しましょう。
上記商品は、縫い目のない防水タイプ。
そのまま猫砂を入れられるし水洗いもできます。
コンパクトに折り畳めるので、非常時に持ち運びやすいですよ。
キャットフード
避難所では基本的にペット用のフードは支給されません。
支給されることもありますが、レアなケースであり、支給があってもすぐには受け取れないので持参しましょう。
何かあると物流がストップしやすいので、日頃から家に多めに置いておくと安心。
ドライフードの賞味期限は、開封前だと1年~1年半ほど、開封すると1ヵ月ほど。
開けなければ長持ちするので、常に1袋は在庫をもっておきましょう。
避難するときは、1週間分ほどを目安に準備してくださいね。
食器
フードや水を入れる食器も必要なので準備しましょう。
家で使ってる食器でもいいですが、避難中は洗えないことが多いので、使い捨ての紙皿やプラスチック皿などを使ってもOK。
人間も使えるので、まとめて防災グッズの中に入れておきましょう。
ハーネスとリード
首輪は抜けやすくて首に負担がかかるため、首輪&リードよりもハーネス&リードがおすすめ。
ハーネスとリードがあれば、避難所の外で散歩させられます。
慣れない環境や運動不足でストレスが溜まりやすいので、散歩を好まない猫でも、念のために用意しておきましょう。
上記は、リーズナブルなハーネスリードのセット。
メッシュ素材で、柔らかくてムレにくいのが特徴。
サイズは5種類あり、反射板もついていて安全に配慮されてますよ。
迷子札
迷子になったときのために、迷子札を付けておきましょう。
電話番号などを印字できるので、首輪やハーネスに付けておけば万が一のときに見つかりやすいです。
負担にならないようになるべく軽いものを選んであげましょう。
上記はシンプルでリーズナブルな迷子札。
ペットと飼い主の名前、電話番号などが入れられます。
他にも「迷子です。連絡をください」などのメッセージを入れられる物もあるので好みで選びましょう。
ビニール袋
うんちや嘔吐物を取ったりといろいろ使えて便利です。
かさばらないし人間も使えるので、人間用の避難グッズに入れておいてもOKですよ。
ワクチン証明書やペット保険証
避難中にペットホテルや施設に預けるときは、ワクチン証明書が必要。
災害時なので免除してもらえることもありますが、持っておいた方が安心です。
ワクチン証明書やペット保険証はかさばる物じゃないし、頻繁に使う物でもないので、猫の避難グッズに入れておきましょう。
老猫だからこそより気をつけたいこと
- キャリーに布をかけて目隠しする
- 自分だけのスペースを作ってあげる
- 慣れたオモチャやタオルを持って行く
一般的に、高齢になればなるほど環境の変化を嫌がりやすく、警戒心が強くなりやすいです。
私の愛猫も子猫の頃は誰に対しても警戒していませんでしたが、成猫になるにつれて警戒するようになりました。
避難所は不特定多数の人やペットがいるので、ストレスから体調を壊すことも。
人目につかないように隠してあげたり、リラックスできるスペースを作ったり、愛猫や飼い主さんの匂いが付いたタオルなどを持参し、少しでも安心させましょう。
若い猫も注意が必要ですが、高齢猫と暮らす飼い主さんはより注意してあげてくださいね。
猫と同行避難するときは準備が大事
残念ながら避難所は人間のために用意された場所なので、ペット用のものは用意されていません。
行政サービスも人間用のものばかりなので、飼い主さんがしっかり準備しましょう。
だけど、猫の避難グッズは種類が多いし、全部揃える必要はないですよ。
今持っている物や避難所の環境、車があるかなど、いろいろ考えて必要な物を準備してくださいね。

災害時は準備がものをいうにゃ

準備できたら手順をおさらいしてスムーズに動けるようにしましょう!