こんにちは、こけしです!
私の愛猫は13歳くらいから甘えん坊になってきました。
老猫になると甘えん坊になるという噂を聞いたことがありましたが、実際に甘えることが多くなって大喜び…!
そこで、もっと仲良しになりたいという気持ちから、いろいろと実践。
構える時間が少ないときの対処法も含めて、効果的だったことを紹介していきますね。
この記事はこんな人におすすめです!
- 老猫が甘えん坊になる理由が知りたい
- 老猫にもっと甘えてほしい
- 猫がされて喜ぶことが知りたい
- 構う時間が少ないときの対処法が知りたい

猫が喜ぶポイントを把握するにゃ

猫の気持ちを理解して仲を深めましょう!
老猫が甘えん坊になる理由3選
人間もそうですが、猫も年齢を重ねると性格が変わることがあります。
頑固になったり大人しくなったりとさまざまですが、ここでは甘えん坊になる理由を見ていきましょう。
体の不調から不安を感じている
高齢になると、老化により体に不調を感じやすくなり、甘えん坊になることがあります。
人間も、自分の衰えを感じたり不調が続くと、不安な気持ちになりますよね。
老いを自覚すると何とも言えない不安に襲われますが、それは猫も同じ。
気が強い猫も、不調や衰えを感じると弱気になることがあります。
病気をしてない元気な老猫でも、体はシニア。
筋力が体力が低下し、目が見えにくかったり嗅覚が落ちたりしやすいです。
体が変化することで心にも変化があり、甘えることが増えやすいですよ。
寂しくてもっと構ってほしい
日頃から寂しさを感じていると甘えん坊になることがあります。
たとえば、留守番の時間が長い、飼い主さんが趣味や仕事に没頭している、新人のペットがやって来た、など。
自分の存在をアピールするために、大きな声で鳴いたりついて周ることもあり、ストーカーのような行動をとることも。
飼い主さんの妊娠・出産が原因で、赤ちゃん返りをすることもありますよ。
飼い主が要求を聞くと分かっている
自分でできることでも、飼い主に要求するのは老猫あるあるです。
お皿の前でじっとして食べさせてくれるのを待つ、布団やこたつの毛布を持ちあげてくれるまで待つ、など。
何かを要求するように鳴いたり、じっと見つめるのがポイントです。
自分で動くのがめんどくさいからという理由ですが、信頼関係があってこそ。
優しい飼い主さんに甘えているとも言えますよ。
愛猫はいくつ当てはまる?甘える仕草や行動8選
老猫が甘えるときはどんな行動や仕草をするのか見ていきましょう。
どんな気持ちか知っておくと、対処しやすいですよ。
飼い主に向かって鳴く
撫でてほしい、構ってほしいなどに、飼い主さんに向かって鳴くのはあるあるです。
最初は可愛い声で鳴き、それでも構ってもらえないと、どんどん声が大きくなることも。
要求が通らないと、前足でしがみ付いて鳴いたり、抗議するようにウニャウニャ鳴くこともありますよ。
喉をゴロゴロ慣らす
満足感があるときは、喉をゴロゴロと鳴らしがち。
安心・嬉しい・リラックスしているなど、ポジティブな感情になっていると考えましょう。
高くて大きなゴロゴロ音は「もっとしてほしい」という気持ちの表れ。
甘えたい気持ちが大きくなっているので、しばらく撫でてあげてくださいね!
前足でふみふみする
ふみふみするのは、母猫のミルクを飲んでいたときの名残りとされています。
老猫になった今でも、母猫といるときのような甘えん坊な気持ちになっていると言えます。
甘えたい気持ちやリラックスしている気持ちがあり、ついふみふみしてしまう…と理解しましょう。
スリスリしたり頭突きする
体全体でスリスリしたり頭突きするのは、マーキングのひとつ。
猫は、おでこや頬などの顔周り、お尻まわりなどからフェロモンが出ています。
飼い主さんのことが大好きなので、自分の匂いを付けるためにスリスリしていますよ。
「自分のもの」と主張しているので、好きなだけマーキングさせてあげましょう。
何かしてると邪魔してくる
家で作業をしているときや本を読んでいるとき、料理をしているときなど、構ってほしくて邪魔してくることがあります。
キーボードや本の上に乗る、足に絡みついてくるなど。
自分への興味を引くためのアピール行動のような感じなので、手が空いたら構ってあげてくださいね。
目を細めてじっと見つめてくる
猫にとって目を細めるのは、敵意がないことの表れです。
「好き」という気持ちを伝えてくれているとも言えるので、素直に喜びましょう!
そのままゴロゴロ喉を鳴らすときは、もっと甘えたい気持ちの表れ。
目を細め返したり撫でたりして、お返ししてあげてくださいね。
舐めてくる
体や顔を舐めるのは、愛情表現のひとつです。
親しい相手しか舐めないため、家族だと認められている証拠ともいえます。
顔を舐められると痛いですが、最大の愛情表現のひとつなので我慢のしどころ…。
痛くて耐えられないときは、撫でたり手を差し出したりして切り抜けましょう!
飼い主について周る
家の中にいるとき、ひたすら飼い主さんについて周る老猫もいます。
お風呂やトイレの出待ち、歩くときに足に絡みつく、隙あらば膝に乗ろうとするなど。
その理由は、飼い主さんと一緒にいたいから。
近くにいると安心できるため、ストーカーのようにウロウロついて周ることがありますよ。
試してみよう!甘えん坊の老猫への接し方5選
老猫が甘えん坊になる理由はいくつかありますが、不安や寂しさを感じていることが多いです。
より仲を深めたいときや、構える時間が少ないときは、こういった方法を実践してみましょう。
①返事をしたり優しく声をかける
猫が鳴いたときは、優しく返事をしてあげましょう。
無視すると不安な気持ちが大きくなりやすいです。
目があったとき、すれ違ったときなども、声をかけるのがおすすめ。
「かわいいね」「いい子だね」など、分かりやすい言葉をかけてあげましょう。
猫は人間の言葉は理解できませんが、繰り返し言っていると覚えることがあります。
言葉の意味は分からなくても感情は伝わるので、優しく声をかけてあげてください。
②笑顔で接する
猫と接するときは、なるべく笑顔で過ごすのがおすすめです。
「目を細める」というのは猫の愛情表現のひとつなので、愛猫に向かって試した人もいると思います。
ですが、私が不器用だからなのか…愛猫に試しても上手くいきませんでした。
変に意識するからなのか、不気味な顔になっているのか、愛猫に目を逸らされる始末…。
そこで、笑顔になれば自然と目を細めることができると思い、実践。
その頃から愛猫との距離がもっと近づいた気がするので、なるべく笑顔で接するのがおすすめですよ。
③外出時はパジャマなどを置いておく
老猫が不安な気持ちから甘えん坊になっている場合は、外出時にパジャマなどの匂いがするものを置いておきましょう。
飼い主さんの匂いは、猫にとって安心できる匂い。
パジャマや洋服、タオル、毛布など、何でもいいので、留守番しているときに寂しがらないようにしてあげましょう。
④甘えん坊タイムを作る
忙しくて頻繁に構えないときは、朝起きた直後や寝る前など、甘える時間を作ってあげましょう。
10分でもいいので、まとまった時間を取るのがおすすめ。
老猫がどの時間帯に甘えん坊になるのかはそれぞれですが、朝と夜に甘えることが多いです。
これは、早朝に狩りをしていたことや、夜行性の名残り。
元気でテンションが上がりやすいため、甘えん坊になりやすいとされます。
寂しがらないように少しでも時間を作ってあげましょう。
⑤1匹で遊べるおもちゃを用意する
仕事や家事が手に付かないほど甘えるときは、おもちゃを用意して他に意識を向けさせましょう。
運動にもなるので健康的です。
上記のようなトンネルは隠れ場所にもなりますし、のんびり過ごせるので老猫にもおすすめ。
狭くて薄暗いので安心しやすく、不安な気持ちから甘えん坊になっている老猫にぴったりですよ。
上記は、1人遊びできるおもちゃボールタワー。
走り回らずに遊べるので、激しい運動が向かない老猫にもおすすめです。
竹製でボールが取り出せないようになっているので、噛みちぎって誤飲したり散らかる心配がないですよ。
老猫が甘えん坊になったら上手に対処しよう
老猫が甘えん坊になる原因は、老化による不安や赤ちゃん返りなどさまざま。
シニアになると性格が穏やかになりやすいこともあり、行動が変化しやすいです。
返事をしたり甘える時間を作る、おもちゃを用意したりして対処しましょう。

猫は甘えたいときに甘えるにゃ

むしろ忙しいときに限って甘えがちなので、うまく対処してくださいね!