こんにちは、こけしです!
夏に注意したいのが、老猫の暑さ対策ですよね。
猫は意外にも暑さに強いですが、老猫は高齢なので体調不良に気をつけたいところ。
夏バテや熱中症の予防対策、快適に過ごせる方法を実践して乗り越えましょう!
自宅ですぐにできる方法もありますよ。
この記事はこんな人におすすめです!
- 老猫のために暑さ対策をしたい
- 高齢猫だからこそ気をつけるべきことが知りたい
- 夏バテや熱中症の症状や対処法が知りたい
- すぐにできる方法や暑さ便利グッズが知りたい

エアコン以外にも暑さ対策の方法があるにゃ

暑さは命にも関わるのでしっかり対策したいですね!
老猫だからこそ暑さ対策が必要な理由3つ
猫のルーツは砂漠やジャングルのため、暑さに強いとされます。
だけど猛暑は猫でも辛く、老猫は体が衰えやすいので暑さに弱くなりやすいですよ。
体温の調整機能が衰えやすい
猫は、高齢になると温度に鈍くなりやすく、体温を調整する機能も低下しやすいです。
これは人間と同じで、老化現象のひとつ。
しかも猫は肉球などの部分的にしか汗をかかないので、人間のように汗をかいて体温を下げることもできません。
どうしても老猫は自分で暑さ対策がしにくくなるので、飼い主さんがサポートする必要がありますよ。
体力低下により体調を崩しやすい
老猫は体力が低下しやすいので、夏の暑さで体調を崩しやすいです。
人間も、暑いとそれだけで体力を消耗するし疲れますよね。
それは猫も同じだし、もともと老猫は体力があまりないことが多いので、若い猫よりも影響がでやすいですよ。
体力がない老猫は、夏バテや熱中症にもなりやすいので注意しましょう。
病気があると夏バテや熱中症になりやすい
病気になっていると、体温調節がしにくくなるなどの理由から熱中症になりやすいです。
老猫は若い猫よりも病気になっていることが多いため、夏の暑さ対策が大事。
熱中症になると、病気が悪化することもあれば、後遺症が残ってしまうこともあります。
猫が暑がるときのよくあるサイン
こういったサインがあれば、猫が暑がっている可能性あり!
夏バテの症状がでる前に暑さ対策をしてあげてくだいね。
へそ天で過ごす
へそ天とは、お腹を上に向ける姿勢のことです。
丸まっていると熱を溜め込みやすいため、お腹を放りだして熱を放出しています。
リラックス状態のときにも見せますが、体温調整をするときの定番のポーズでもありますよ。
毛づくろいの時間が長い
毛づくろいは猫にとってお風呂のようなものですが、体温調整の役割もあります。
毛を舐める→毛が濡れる→水分が蒸発→体温が下がる、という流れ。
長時間している、頻度が多いときは、暑さ対策で毛づくろいしている可能性がありますよ。
じっとしている
動くと体力を使うし体温が上がるので、じっとして過ごすことがあります。
とくに、タイルやフローリング、日陰など、部屋の涼しい場所を好むときは注意。
おもちゃにも興味を示さず、じっとしているなら、暑がっているかもしれません。
耳や肉球がいつもより熱い
熱さを感じているときは、猫の耳と肉球に現れやすいのでチェックしましょう。
熱いと、肉球から汗をかき、肉球や耳の温度がいつもより高くなりやすいです。
肉球や耳は熱を放出する役割があるため、暑さを感じると変化が起こりやすいですよ。
猫の体には毛があるので体温が分かりにくいですが、肉球には毛がなく、耳の毛は少ないのでチェックしやすいです。
すぐにできる!老猫の暑さ対策の方法&おすすめグッズ
老猫はもともと体力がないこともあり、夏の暑さで体調を崩してしまうことも。
自宅ですぐにできる方法や、暑さ対策のおすすめグッズも紹介しますね。
ブラッシングする
猫は全身が毛で覆われているので暑さを感じやすいです。
老猫は毛づくろいの頻度が減りやすく、抜けた毛がそのまま残りやすいため、とくに夏は小まめにブラッシングしましょう。
ブラシをすれば毛量が減り、通気性もよくなるので暑さ対策になりますよ。
上記は、アンダーコートを除去するファーミネーター。
刃が付いていてペットの抜け毛を取り除いてくれます。
短時間で終わりやすいので、ブラシを嫌がる猫にも使いやすいのもメリット。
刃ガードが付いているので傷つける心配がなく、肌にも優しいですよ。
水分をとらせる
水分補給は、熱中症や脱水症の対策にもなります。
水を飲むことで体温を下げる効果にも期待できますよ。
飲水の場所を増やす、自動給水器を使う、愛猫好みの器を用意するなどしましょう。
上記はおすすめの自動給水器。
透明で残量が分かる、飲みやすい、音が静かなど、メリットがたくさんありますよ。
とくに、流れる水が好きな猫さんにおすすめです。
エアコンや窓エアコンを使う
暑さ対策の定番といえばエアコンです。
直接冷風をあてると冷えすぎてしまうので向きも調整しましょう。
部屋の温度は、老猫が快適に過ごせる25~28℃くらいに保つのがおすすめ。
ただし、部屋によってエアコンが設置できないことも。
窓を開けっぱなしにもできないので、そんな時は窓エアコンがおすすめです。
上記は実際に我が家で使っている窓エアコン。
エアコンが設置できない一室に付けていますが、ちゃんと涼しいですよ。
音は普通のものよりうるさいですが、愛猫は全く気にしていませんでした…!
涼しさにおいても問題なく、業者さんを呼ばなくても自分達で設置できるので楽ですよ。
ひんやりグッズを使う
エアコンなどが苦手な猫には、ひんやりグッズがおすすめです。
ジェルマット、クールマット、すのこなどありますが、猫さんそれぞれに好みがあるので注意…!
凍らせたペットボトルにタオルを巻き、猫の側に置いてもOKなので、愛猫の好みで選んでくださいね。
個人的におすすめなのは、上記のような大理石マット。
適度にひんやりするし、冬場に暖房で暑くなったときの逃げ場としても使えます。
噛みちぎることもなく、粗相しても拭き掃除でOKなのもポイント!
遮光カーテンを使う
遮光カーテンは日差しを遮ってくれるので、部屋の温度が下がりやすいです。
冷暖房の効果もアップしてくれるので、電気代がお得になることも。
我が家では遮光カーテンを使ってましたが、意味があるのかよく分からず、模様替えのタイミングで普通のカーテンに変更。
でも交換してから部屋が暑くなり、せっかく買ったのに結局元に戻しました…。
カーテンは高いイメージがありますが、通販だとけっこうリーズナブル。
遮光カーテンを用意すれば暑さ対策はバッチリ!というわけじゃないですが、部屋全体の温度が下がりやすいのでおすすめですよ。
老猫の暑さ対策をして快適な環境を作ってあげよう
老猫は高齢なので、若い猫よりも体調を崩しやすいです。
夏バテや熱中症になると重症化することもあるので、症状がでる前に対策してあげましょう。
エアコン、飲水、ひんやりグッズ、遮光カーテンなど、健康のためにサポートしてあげてくださいね!

暑くなる前に準備してくれると助かるにゃ…

全部じゃなくていいので出来る範囲で対策しましょう!