こんにちは、こけしです!
猫は自分の時間を大事にするので、ある程度なら留守番できます。
ですが老猫の場合は、手がかかりやすく高齢なので、長時間の留守番ができないこともあります。
もちろん留守番させないのが一番ですが、どうしようもない事情があることも…。
私は親族の冠婚葬祭のときに、丸1日ほど留守番をしてもらった経験があります。
その経験をもとに準備や注意点などを書いていきますね。
この記事はこんな人におすすめです!
- 老猫に長時間の留守番をさせる方法が知りたい
- 留守番させるときに使える便利グッズが知りたい
- 遠方に用事があり老猫をどうするか困っている

お腹がすくからフードはいっぱい用意してにゃ!

食事やトイレ以外にも気をつけることがありますよ
自宅での留守番が向いてない老猫の特徴
- 超がつくほどの甘えん坊
- 病気や介護状態
- カリカリを食べない猫
飼い主が大好きでいつも付いて周るような老猫は、留守番に向いていません。
ストレスから食事をしない、寂しくて不安になりおかしな行動をとることもあるので注意。
病気だと容態が急変しても駆け付けられませんし、常に介護が必要な場合も留守番は難しいです。
カリカリを食べない場合は、お皿に多めに入れることができません。
ウェットフードは日持ちしませんし、時間が経つとカピカピになるので厳しいです。
また、高齢のため、いくら健康であっても長期間の留守番は向いていません。
時間は短ければ短いほうがいいですし、最大でも24時間以内にしておきましょう。
長時間自宅で留守番させるのが難しいときは、別の方法を考えましょう。
猫だけで長時間の留守番ができないときの対処法
老猫だけで自宅で留守番するのが難しいときは、家族や友人にお願いしたり、便利なサービスを使いましょう。
それぞれメリットやデメリットがありますよ。
家族や友人に様子を見にきてもらう
老猫には自宅で留守番してもらい、たまに様子を見に来てもらう方法。
様子を見に行ったときに、フードや飲み水、トイレを確認してもらえるので安心です。
猫にとっても、慣れた家でそのまま過ごせるのでストレスも少ないですよ。
留守にしている間、自宅に泊ってもらってもOK。
外出嫌いや、他の猫が苦手、付きっきりの介護が必要ではないときにおすすめです。
ペットシッターに依頼する
ペットシッターに自宅に来てもらい、お世話をしてもらう方法。
時期や地域差がありますが、1匹につき1時間2,000円~4,000円ほどです。
基本的には時間制で、その時間のなかで食事やトイレなどのお世話をするシステム。
病気で療養中、多頭飼いで連れ出しにくい、家族や友人など頼める人がいないときにおすすめです。
ペットホテルに預ける
飼い主が留守の間、ペットホテルにて預かってもらう方法。
料金は、時期や地域によって違いますが、1泊につき2,000円~5,000円ほどが相場です。
基本は予約制で、動画や写真などで愛猫の様子を送ってくれることも。
ただし、ペットホテルに預けるときはワクチン接種の証明書が必要なことが多いです。
ワクチン接種していないと利用できないので注意しましょう。
環境の変化に強い猫、家族・友人・ペットシッターなどに家に入って欲しくない人におすすめです。
家族や友人宅に預ける
飼い主が留守の間、家族や友人宅で預かってもらう方法。
ただし、トイレを失敗したりフードを吐いたりすることもあるので、ペットに理解がある人にお願いしましょう。
小さい子供がいたり家族が多い家だと、猫もストレスが溜まりやすいです。
環境の変化に強く体調が安定している猫、ペットに理解がある知り合いがいる人におすすめです。
動物病院に預ける
動物病院が行っている預かりサービスを利用する方法です。
料金は1泊につき2,000円~5,000円ほど。
動物病院なのでペットの扱いが上手ですし、体調に変化があったときも対応してくれるので安心。
誰でも利用できることもあれば、患者のみ受け入れていることもあるので、問い合わせましょう。
介護が必要な猫、病気で体調に不安がある猫におすすめです。
留守番は準備が大事!用意するものや気をつけること3選
老猫を留守番させるときは、過ごしやすさや安全に配慮しましょう。
フードや水をたっぷり用意する
留守にする時間によっても違いますが、多めにご飯や水を置いておきましょう。
倒してしまうことも考え、ご飯も水も、それぞれのお皿を2つは用意してくださいね。
時間が経つと酸化してしまうので、出かける直前に入れてあげてください。
トイレを綺麗にしておく
トイレが汚れていると排泄したがらない猫もいるので、なるべく綺麗に掃除してあげましょう。
かなり綺麗好きの猫の場合は、もう1つ新しいトイレを追加するのもおすすめ。
老猫になるとフチをまたぐのが大変です。
もし新しいトイレを買うのであれば、今後のことを考えてフチの低いものを選びましょう。
環境を整える
エアコンや暖房器具を使い、過ごしやすい温度にしてあげましょう。
老猫が過ごしやすい温度は、25~28度ほどとされます。
危険が少ないエアコンや湯たんぽなどを使うようにしてください。
不安が少なくなるように、飼い主の匂いがするパジャマなどを置いておくのもおすすめです。
オモチャなども置いておき、環境を整えてあげましょう。
安全対策をする
コードを噛んだり体に触れてスイッチを押さないように、電化製品はコンセントを抜いておくと安心です。
また、自分でドアを開けて部屋に入り、出られなくなることがあるので注意。
どうしても入りたがる部屋がある場合は、開けっ放しにしてドアストッパーを設置しましょう。
誤飲や誤食をしないように、不要なものはできるだけ片付けてください。
愛猫が心配ならペットカメラを使うのがおすすめ
ペットカメラがあれば、スマホで愛猫の様子が見れます。
留守番だけではなく、外出時や仕事中もチェックできるので安心です。
本番前に試せば留守番できそうか分かる
愛猫が留守番できるかどうか心配なときは、ペットカメラを早めに購入して使ってみましょう。
飼い主が留守のとき、大きな声で鳴き続けていないか、不安そうにしていないか、落ち着いているかなどを確認してみてください。
そのときの様子を見て、自宅で留守番できるかどうか判断できますよ。
おすすめのペットカメラ
テーブルに置いたり天井に吊るしたりして使える見守りカメラ。
相互マイク内臓でペットに話しかけることもできますし、暗闇もOK。
レンズが動くので、横は360度、縦は110度以上を見渡せますよ。
TP-Linkにはいくつかのモデルがありますが、基本的な性能はほとんど同じ。
Wi-Fiは必須ですが、大手メーカーで高性能なわりにリーズナブルです。
留守番のときに使えるカメラ以外の便利グッズ
老猫の留守番時はもちろん、普段の生活でも使える便利なグッズを紹介します。
家に猫がいますカード
家に猫がいることを知らせるカードです。
外出先で事故にあったりトラブルに巻き込まれたとき、猫を救うためのもの。
車や財布の中、バッグの中など、複数枚入れておくと安心ですよ。
自動給餌機
タイマーをセットすると自動でフードがでてくるため、お腹を空かせたり食べ過ぎる心配がありません。
慣れされるためにも問題なく使えるか確認するためにも、早めに購入して試してましょう。
この商品はフードの量や回数などの細かい設定ができますし、コンセントでも電池でも使えるので便利です。
自動給水機
ゴミもキレイにしてくれますし、水の量が多いので留守番時にも安心です。
こちらの商品は容器が透明なので残量も分かりやすく、丸洗いできて清潔。
川流れ式、噴水式と、2モードあるの愛猫の好みに合わせられます。
災害時に水が止まったときも、飲み水に困らないのであると便利ですよ。
高齢猫を留守番させるときはなるべく短時間にしよう
高齢のため、いくら健康でも長時間の留守番はよくありません。
何があるか分からないので24時間以内に帰宅してあげましょう。
留守番させるときは、食事やトイレ、温度、安全性などをしっかり確認してくださいね。
ペットカメラや自動給餌機を買っておくと今後も役に立つのでおすすめですよ。

留守番してもいいけどちゃんと準備してから行くにゃ!

ストレスや不安が少なくなるよう配慮してあげましょう!