こんにちは、こけしです!
ペットの医療費は全額負担なので、何かあったときにお金のことも心配ですよね。
老猫になると病気をしやすくなりますが、保険に入って意味があるのか、入らなくていいのか悩ましいところ…。
私は悩んだ結果、お金がなくて治療できないのは避けたかったので、愛猫が10歳のときに2社に入りました。
その体験談を中心に、メリットやデメリット、注意点なんかを書いていきますね。
この記事はこんな人におすすめです!
- 老猫をペット保険に入れるか悩んでいる
- ペット保険の条件や補償が知りたい
- ペット保険の注意点が知りたい

ペット保険は向き不向きがあるにゃ

正直に、良い所も悪い所も書いていきます!
私が入っていたペット保険と正直な感想
私が入っていたのは、アクサダイレクトのペット保険。
少し安くなるので、年に1回、クレジットカードで一括払いしてました。
通院・手術・入院が対象で、年間の補償は50万円までです。
支払い金額が少しずつ上がり、最終的には年間60,000円だったので、月換算だと5,000円ほど。
払った額と返ってきた額はだいだいこんな感じです。
- 支払った額→年間60,000円ほど
- 保険料の請求→年間0円~50,000円ほど
調べたところ、このペット保険は2025年4月21日に販売終了したそう。
でも一応、感想を書くと…。
不満もあるものの、入っておいて良かったかなという感じ。
年間6万円ほど払い、保険料請求は晩年で年間5万円くらいです。
結果だけ見ると入らないほうが金額的にはお得でしたが、それは結果論。
大きな病気をしなかっただけなので、今考えても入っておいて良かったかなと思います。
愛猫をペット保険に入れて感じたメリット
老猫をペット保険に入れて感じた最大のメリットは安心感。
高齢になるとどうしても病気をしやすくなるので、この先のことを考えたときに安心感がありました。
たとえば、大きな病気をするとこれくらいの治療費が必要です。
- 慢性腎不全→月に2万円ほど
- 糖尿病→月に2~3万円ほど
- 外科手術の平均額→17万円ほど
- 入院の平均額→8万円ほど
上記はあくまで目安ですが、それなりの金額がかかります。
慢性腎不全や糖尿病のような病気は長引きやすく、生涯にわたって治療することも。
手術や入院も高額になりやすいです。
お金がなくて治療を受けさせられないことだけは避けたかったので、そういう意味で安心でした!
愛猫をペット保険に入れて感じたデメリット
私は、安心を買うという意味合いでペット保険に入りました。
だけどやっぱり不満もあり、デメリットに感じる部分も…。
年齢制限もあって老猫は入れる保険が限られているので、こういったことも頭に入れておいてくださいね!
更新時に条件や金額が変わった
ペット保険は基本的に1年ごとに更新しますが、条件などが変わることがあります。
実際に更新するとき、変更内容が書かれた封書が届きました。
保険料は年齢とともに少しずつ上がり、補償額も70%→50%に変更に。
私の愛猫は24歳まで生きてくれましたが、大きな病気はしてませんし、終盤くらいしか保険料は請求してません。
それでも条件が変えられたので、ほとんどの場合で変更されるんだと思います。
あと、私はありませんでしたが、口コミによると健康状態によっては更新できないこともあるようなので注意!
全額補償されない
補償額は契約内容によって違いますが、ほとんどの場合で全額補償されません。
よくあるのが50%や70%で、100%補償になると金額が高くなりやすいです。
たとえば50%の場合、病院代の50%が返ってくるということ。
10万円を病院で払ったとすると、保険会社から5万円が支払われるという感じです。
ペット保険は、年齢が高くなると補償割合が低くなりがち。
愛猫の場合も、ちょくちょく動物病院に行くようになってから補償が70%→50%に変更されたので、なんだかなあ…という感じでした。
支払いの上限金額が決まってる
これも契約内容によって違いますが、ほとんどの場合で保険支払いの上限が決まってます。
手術はいくらまで、入院はいくらまで、通院はいくらまでなど、細かく決まってることもあるので注意。
1回あたり1万円まで、通院は年間で20日までなど、金額や回数の上限があることも。
幸い愛猫は上限に引っかかりませんでしたが、後悔しないようにちゃんと確認した方がいいと思います!
病院代のすべてが補償されるわけじゃない
ほとんどの場合で、こういったことは対象外です。
- 健康診断
- 避妊や去勢
- 歯科治療
- 予防接種
- ワクチンで予防できたもの
基本的には、加入前からの病気・怪我は補償されません。
健康な状態での医療行為も補償されないため、避妊や予防接種は対象外。
ワクチンを打っていれば予防できた感染症もほとんどの場合で補償されません。
健康診断も対象外ですが、私の場合は、病気や疾患が見つかったときの健康診断は対象になりました。
あとは、爪切りや耳掃除などの日常ケアもNG。
療法食や健康食品、サプリメントなどの医薬品以外のものも対象じゃないケースが多いです。
老猫は高齢なので、小さなトラブルが起こりがち。
なんだかんだと対象にならないものが多いので、100%自腹でお金を払うことも多かったです。
ペット保険の加入が向いてる人と向いてない人
- 月に5,000円くらいなら支払える
- 月に数万円の支払いはキツイ
- 手術費用などまとまった金額はキツイ
猫の保険料の相場は、1,300円~9,000円ほど。
老猫は保険料が高くなりやすいので、月5,000円ほどはかかると考えましょう。
私の場合、月々5,000円くらいなら払えるけど、猫が病気になって月々数万円の治療費を払い続けるのはきついので保険に入りました…!
手術や入院をすると20万円を超えることもあるし、その後も治療が必要なので、まとまった金額が必要。
そういう状況が厳しいなら保険に入ってもいいかもしれません。
逆に、月々数万円の出費や、まとまった金額を出しても大丈夫なら、入る必要はないかも。
どれくらい余裕があるか、何かあったときに治療を受けさせられるか考えてみてくださいね。
老猫を保険に入れない時にできること3つ
ペット保険は万が一のことがあったときに備えるもの。
老猫を保険に入れるかどうかは自由ですが、入らないならリスクを減らすことが大事です。
年齢的にもトラブルが起こりやすいので、日頃からできることをしてあげましょう。
猫貯金をする
毎月猫のための貯金をして、何かあったときの足しにしましょう。
一昔前と比べて猫の平均寿命は伸びていて、20歳を超えることもあります。
私の愛猫は24歳まで生きてくれましたし、病院代がかさむようになったのは20歳を超えてから。
今更ですが…保険に入らず10歳ごろから貯金をしておけば良かったなとも思います。
そのぶんを病院代にあてれば無駄がないので。
高齢でもまだまだ長生きする可能性があるので、お金を貯めましょう!
健康診断を受ける
老猫は半年に1回のペースで健康診断を受けることが推奨されています。
早期発見できれば、手術せずに薬で治せたり、入院が必要なかったと、結果的に治療費が安くなりやすいです。
治療を受ける猫の負担も減りやすいなど、メリットがたくさん。
負担をかけたくないから健康診断を迷っているなら、項目を減らして受診しましょう。
老猫の健康に気をつける
食事に気をつける、運動させる、ストレスを与えないなどして、愛猫の健康を守りましょう。
老猫になるとどうしてもあちこちが悪くなってくるので、こういったサポートグッズを取り入れるのも
おすすめです。
全身のサポートをしてくれるサプリメント
動物病院でも使っているサプリメント。
関節・皮膚・腎臓・脳などをサポートしてくれるので老猫さんにおすすめです。
とくに、関節や足腰、毛並みに対して効果的だとの口コミが多いです。
粒サプリですが、切って中身だけフードに混ぜることもできて便利。
薬と併用できるため、薬を飲んでいてもOKですよ。
免疫力アップに期待できるサプリメント
免疫力の維持やアップに期待できるサプリメント。
口コミでは闘病中の猫に与えている飼い主さんが多いですが、病気ではない猫に与えてももちろんOK。
免疫力が下がると健康リスクが高くなるため、体の弱い猫や、老猫におすすめです。
粉タイプなので、いつものフードに混ぜて与えられます。
飲水に混ぜる歯磨きウォーター
歯石や歯垢、口臭など、口の中がケアできるウォーターです。
どのみち歯科治療はペット保険の対象外ですし、老猫だと麻酔の関係で治療ができないこともあるので、早めにケアしてあげましょう。
他の記事でも紹介していますが、上記は実際に私も使っていたおすすめ商品。
飲水に混ぜるだけなのでラクだし、効果も実感できましたよ。
老猫を保険に入れるかどうかは飼い主さん次第
私は愛猫をペット保険に入れましたが、絶対に入れた方がいいわけではありません。
意味があったかどうかは最後まで分からないので難しいところ…。
年齢制限もあるので、入れるうちに経済状況を考えつつどうするか考えましょう!

入るときはデメリットを理解したうえで入るにゃ

どちらにしても日頃から猫さんの健康に気を配ってあげてくださいね!