こんにちは、こけしです!
私の愛猫は若い頃はほとんど目やにが出ませんでした。
でも、13歳を超えたあたりから少し気になるように…。
老猫になるとどうしても目やにが増えやすくなるので、原因や症状ごとの理由、日頃からでる対策方法を紹介しますね!
この記事はこんな人におすすめです!
- 目やにが出る原因が知りたい
- 問題ない目やにかどうか知りたい
- 動物病院に行くべきかどうか悩んでいる
- 日頃からできる目やにのケア方法が知りたい

目やにの原因から取り方まで見ておきましょう!

カピカピになると痛いから早く取ってくれにゃ
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老猫は目やにが多くなりやすい
人間と同じで、目やには生理現象のひとつです。
老廃物などの分泌液が排出されるので、たまに出るくらいなら問題ありませんよ。
老猫は高齢なので、こういった理由からよけいに目やにが多くなりやすいです。
寝ている時はまばたきしないので、目の周りに分泌液が溜まりやすいです。
人間も寝起きに目やにが出ることがありますが、それと同じ仕組みですよ。
老猫は老化により寝る時間が長くなりやすいので、目やにの量が増えやすいです。
人間であれば自分で取ったり洗顔をしたりしてキレイにしますが、猫はそんな事はできません。
かわりに、毛づくろいした時についでに前足で顔をゴシゴシしてキレイにしますが、老猫は毛づくろいの時間が減りやすいため、顔をキレイにする回数も減りがち。
つまり、寝る時間が長くなって目やにが増え、顔をキレイにする回数が少なくなるので目やにが目立ちやすいという流れです。
問題ない「目やに」の特徴
- 1日1~2回出る程度
- 寝起きに少しついている程度
- 乳白色や茶色系の目やに
- 少量の目やに
- 猫の様子がいつも通り
1日数回少し出るだけ、サッと拭けるほどの量、乾燥して目の隅についているなどは、よくある目やにです。
色は、乳白色や茶色系が基本。
また、黒い目やにも、ただの自然現象であることが多いです。
ゴミが混ざったり、赤茶色の目やにが乾燥して黒くなることがあるため、一般的な量であれば問題ありません。
生理的な目やには健康な猫でも出ますから、自宅でふき取ったりケアをしてあげましょう。
動物病院に連れていったほうがいい「目やに」の特徴
- 黄色や緑色の目やにがでる
- 粘り気が多い
- 片目だけ出る
- 目やにの量が多い
- 他の症状もある
老猫は老化によって目やにが出やすいですが、上記のような症状があれば少し心配。
粘り気が強い、黄色や緑色の目やには普通とはいえません。
目やにの量が多くて涙もでている、老猫の目やにが片目だけ出るなどのときも異常がある可能性あり。
目をこすったり、しょぼしょぼしたり、常に目の周りが濡れていたりと、いつもと違う様子がないかも含めて観察してくださいね。
上記のほかにも、何かしら違和感があるときは動物病院に連れて行きましょう。
飼い主でも簡単にできる!目やにの取り方と注意点
老猫の目やにを取るときは、こういったものを使います。
- ガーゼ
- コットン
- タオル
目やにはそのまま放置するとカピカピになって痛いです。
気になって自分で触ったり引っ掻いたりして炎症することもあるので、飼い主さんがふき取ってあげましょう。
老猫の目やにの取り方は簡単。
ガーゼやコットン、タオルなどを、ぬるめのお湯で濡らして拭くだけです。
乾いたガーゼなどで拭くと痛いので、濡らすのがポイント。
軽く絞って目の周りにあて、毛並にそって撫でるように拭きます。
カピカピになってしまったときは、そのまま濡らしたガーゼを目にあてて、ふやかしてから拭きましょう。
ウエットティッシュやシートは、除菌成分や潤い成分などが入っているので注意。
目に入ってしまうので、何もついてない布で拭いてくださいね。
老猫にもおすすめ!使いやすい便利グッズ
全身に使えるボディケアスプレー
ペット用のボディケアスプレーです。
目やに拭き・涙やけのケアだけではなく、顔周りや耳掃除、デンタルケア、お尻まわりなど、幅広く使えるので1本あると便利です。
食後やトイレ後、ペット用品の掃除にも使えますよ。
いろいろ使えるガーゼ
ガーゼは、目元・耳・口周り・お尻まわりなど、あちこちに使えます。
コットンでも代用できますが、ガーゼは表面がメッシュなので汚れをからめ取りやすいですよ。
ドラッグストアでも購入できますから、毛羽だったりカスが出ないものを選んでくださいね。
無味タイプのサプリメント
アミノ酸「L-リジン」を配合したペット用のサプリメント。
健康維持のサポートに期待ができます。
味がしないタイプなので猫でも食べてくれやすいですよ。
猫の様子を見て対処法を決めよう
老猫の目やにが出る原因はさまざま。
目やにがずっと出る、涙が出るなどの場合は、病気や傷などが原因のことも。
1日数回・少量出るだけなら問題ないこともありますが、そのままにすると痛みを感じたり炎症を起こす可能性があるため、早めに拭いてあげましょう。

「さあ拭くぞ」っていう覇気は猫にすぐばれるから注意にゃ

顔を撫でて猫がノッてきたら、さりげなく拭くのがポイントです!