こんにちは、こけしです!
老猫はさまざまなトラブルが起こりやすいです。
毛が固まる、毛玉ができる、毛割れするなど、被毛トラブルはあるあるのひとつ。
私も愛猫にフェルト状の毛玉ができてしまい、取るのに苦労した経験があります…。
では、老猫の被毛トラブルの原因や注意点、予防方法や解決方法を見ていきましょう!
この記事はこんな人におすすめです!
- 被毛のトラブルが起こる原因を知りたい
- 老猫の被毛をキレイにしたい
- 老猫の毛割れや毛玉をなんとかしたい
- 被毛ケアに使える便利アイテムが知りたい

猫が自分で解決するには限界があるにゃ

放置すると健康被害もおこるので早めに対策してあげましょう!
毛が固まる&毛玉&毛割れなどがおこる主な原因3選
老猫の毛が固まる、毛玉ができる、毛割れする、ベタベタでフケがでる、パサパサなど、被毛トラブルはさまざま。
ですが、基本的な原因は同じなので、主な3つの理由を知り、予防や対策に役立ててくださいね。
老猫になると代謝が低下する
人間もそうですが、高齢になるとどうしても代謝が低下します。
皮膚や被毛が生まれ変わるサイクルが低下し、古い皮膚や皮脂などが残ってしまいがち。
油分や水分のバランスが崩れるなどして、トラブルが起こりやすくなりますよ。
その結果、背中に毛玉ができたり、部分的に脂っぽくなったり、ほぐせないほどに固まることがあります。
高齢になることで毛づくろいの時間が減る
猫は起きている時間のうち、25%ほどを毛づくろいにあてているとされます。
猫の舌はザラザラなので、舐めることでブラッシングしていますよ。
しかし老猫は高齢のため、体が固くなったり、めんどくさくなったりし、毛づくろいをサボりがち。
とくに、背中部分は毛づくろいをするのが大変なので、毛玉ができやすいです。
毛づくろいは、猫にとってのお風呂タイム。
毛づくろいの時間が減ることで、汚れがたまったり毛がからまったり、毛玉がカチカチになりやすいです。
老猫は栄養不足になりやすい
人間と同じで、猫も高齢になると食べる量が減りやすいです。
栄養の吸収率も下がりやすいため、たとえ成猫と同じ量を食べても、同じだけの栄養を吸収できないことも。
栄養は、内臓などの生きるために必要な部分に優先的に運ばれます。
そのため、老猫は被毛にまで栄養がいきわたらず、毛がパサパサになったりツヤがなくなることがありますよ。
飼い主がケアしよう!被毛の状態別の解決方法
老猫の被毛に問題があるときは、こういった方法で予防・解決しましょう。
- ブラッシング
- ブラッシングスプレー
- ドライシャンプー
- 毛玉をカットする
- 動物病院に連れていく
被毛のケアをするときはブラッシングが基本。
状態によって、他のケアをプラスして被毛をキレイにしてあげましょう。
被毛がゴワゴワ、パサつく程度なら、ブラッシングで解決することもあります。
毛玉が塊になっている、フェルト状でほぐせないときは、ハサミとコームを使ってカットするのもおすすめ。
老猫の毛割れや毛束、フケが目立つときは、シャンプーも検討しましょう。
ただし、毛玉がカチカチになっている場合は、濡れるとより酷くなることがあるので注意。
カチカチ毛玉のまま濡らすと乾きにくく、濡れることでより毛玉が固くなることもあるので、ドライシャンプーがおすすめですよ。
動物病院での毛玉カットは500円~2,000円ほど。
飼い主さんがカットするのが不安なら、動物病院に連れて行きましょう。
解決方法はさまざまなので、猫の状態に合った方法を実践してくださいね。
老猫にもおすすめ!被毛ケアに使える便利グッズ
老猫は体力が落ちているので、なるべくスムーズにケアすることが大事です。
毛が固まる、パサパサ、毛割れ、毛束などさまざまですし、毛玉がフェルト状になってそのまま放置するとより酷くなりやすいです。
便利なグッズを使って素早く解決しましょう。
スリッカーブラシ
スリッカーブラシは日頃のお手入れに使えて便利。
ピンの先端が丸くなっている、エアクッション入りなど、猫の地肌に優しい構造になっているものがおすすめ。
上記商品は、フィットしやすい形状になっていて、ブラッシングしやすいというメリットもあります。
刃付きのアンダーコートブラシ
アンダーコートを効果的に除去できることで有名なブラシ。
毛量が多い猫、毛玉にならないように定期的にケアしたいときにおすすめです。
刃付きですが、ガードが付いているので皮膚を傷つける心配がありません。
短毛種用、長毛種用があり、サイズ展開もしているので愛猫に合わせやすいです。
ブラッシングスプレー
シャンプーの代わりや、ブラッシングのときに使えるスプレー。
汚れを落とし、毛並みや肌の健康維持をサポートしてくれます。
清涼飲料水の規格基準をクリアしているので舐めても安心。
乾燥しがち、ベタベタになりやすい、フケのでる老猫にもおすすめですよ。
ドライシャンプー
オーガニック処方のドライシャンプー。
毛玉や匂い、被毛や手足の汚れが気になるときに使えます。
そのまま吹きかけて、ブラッシングしたりふき取ったりすればOKです。
ハサミとコーム
ペット用のトリミングシザーセット。
老猫の毛が固まる、毛玉がフェルト状になってカチカチになったときなど、カットしたいときに使いましょう。
猫の皮膚は伸びやすいので、誤って皮膚を切らないためにもコームも使うことが大事。
上記商品は、コームや先端が丸くなったハサミ、スキばさみなど、必要なものがまとめてセットになっています。
老猫に毛玉ができたときは便利グッズで対処しよう
被毛トラブルはさまざまなので、状態に合わせて対処しましょう。
軽い毛割れならブラッシング、全体的に抜け毛がたまっているならスリッカーブラシでもOK。
老猫の毛がガチガチに固まったときは、シャワーやシャンプーなどで濡らすと悪化するので注意。
洗い流さないドライシャンプーを使ったり、毛玉を切って対処してくださいね。

毛玉ができると肌が引っ張られて痛いにゃ…

日頃からブラッシングして予防してあげましょう!