こんにちは、こけしです!
老猫の介護って本当に大変ですよね。私自身も老猫が旅立つまで介護していたので、気持ちがよく分かります。
時間や手がかかるしお金もかかるし、忙しいときに限ってあちこちにウンチをしたり。
心配で神経質になったりイライラしたりし、体も心も疲れた状態でした…。
老猫の介護に疲れたときは、少し視点を変えてみましょう。
ここでは、私が実際に試して楽になった方法や介護グッズを紹介しますね!
この記事はこんな人におすすめです!
- 老猫の介護に疲れた
- 飼い主の介護負担を減らしたい
- 老猫に負担が少ない介護方法が知りたい
- 老猫介護に使える便利グッズが知りたい
楽なのが一番にゃ
楽をするのは悪いことじゃないですよ!
楽してOK!飼い主の負担を減らす方法3選
できることは自分でしてもらう
老猫の介護レベルはそれぞれですが、できることは自分でやってもらいましょう。
たとえば、ご飯を猫の側に置く、飼い主が食べさせてあげる、トイレの付き添いをするなど。
動けないる猫には全面的なサポートが必要。
しかし、自分で動ける老猫の場合はサポートのしすぎに注意してくださいね。
サポートしすぎると、飼い主が疲れるのはもちろん、老猫が自分から動かなくなります。
動かないと筋力が弱り、よけい老化が早まったり介護が必要になったりしやすいですよ。
人間でもそうですが、自分でできることは自分でしてもらいましょう。
つい心配になって手を出したくなりますが、手を出さないことが老猫のためにもなりますよ!
動物病院のサポートを受ける
老猫の介護に疲れた人のほとんどは、自分だけで世話をしている人が多いです。
老猫の介護は、食事やトイレ、爪切り、嘔吐物の処理など、いくつもあって大変。
動物病院に行ったとき、ついでに爪切りや耳掃除などをやってもらうのがおすすめですよ。
私が通っていた動物病院の場合は、追加料金500円ほどでした。
その他にも、介護食や流動食について相談したり、ブラッシングをしてもらうこともありました。
うまくトイレができない・下痢がちな老猫の場合は、お尻の毛を剃ってもらうのもおすすめ。
私の愛猫は下痢がちで、お尻まわりが汚れて大変でした。
お風呂に入れられるような状態ではないのでふき取るしかありませんが、キレイに取れません…。
お尻の毛を剃ってもらってからは、とにかくふき取りが楽!短時間で終わるので、愛猫のストレスも減ったはずです。
介護に使える便利グッズを取り入れる
老猫の介護に使える便利グッズはたくさんあります。
グッズを使うことで時間が短縮できたり、楽になったりするので、積極的に取り入れるのがおすすめ。
スムーズに介護できるようになることで、飼い主も老猫もストレスが減りますよ。
具体的なおすすめグッズは、下で詳しく紹介していきますね!
実際に愛用!老猫の介護に使えるおすすめグッズ9選
高さのあるお皿
老猫になると、位置が低い低いお皿は使いにくいです。
しゃがむと首や腰に負担がかかるので、嫌がってご飯を食べないことも…。
私の愛猫は、自分でご飯を食べなくなりましたが、高さのあるお皿を使うと自分で食べてくれるようになりました。
ご飯を食べたり水を飲んだりしやすいように、高さのあるお皿を用意してあげましょう。
上記は、少しだけお皿が手前に傾いているので食べやすく、ランチョンマットは滑り止めもついていて安心。
陶器なので洗いやすく、カラーも選べてインテリアにも馴染みやすいですよ!
透明のビニール袋
透明のビニール袋は、老猫の介護をしていたときに使用頻度が多かったグッズです。
介護中の老猫がトイレを失敗したり嘔吐したりするのはあるあるですが、掃除のときに大活躍してくれました。
使い方は、ビニール袋を手袋代わりにして使うだけ。
手袋のようにして手にはめ、ウンチなどを取ります。
そのままビニール袋を裏返して袋を結べるので、手が汚れません。
水分の多い下痢ウンチは掃除が大変で爪に入ることもありますが、ビニール袋を使えばそんな心配はありませんし、料金もリーズナブル。
スーパーや量販店で売っているのでチェックしてみてくださいね、
ペット用の防水シート
老猫の介護の中でも大変なのがトイレ問題。
仕事で疲れたときに、あちこちでウンチやおしっこをされると気が滅入りますよね。
老猫になると粗相をしやすいですが、だいたい場所が決まっていることが多いです。
粗相をしやすい場所に、ペット用の防水シートを敷いておけば掃除が楽。
床やカーペットに染み込まないように、前もって敷いておきましょう。
上記は使い捨てのタイプ。忙しいときは掃除もしたくないので、そのまま捨てられて便利です。
薄くてズレ止めが付いているので使い勝手が良いですよ。
こちらは洗って繰り返し使えるタイプ。
薄いので段差に引っかかることもなく、防水&消臭と、トイレ周りにピッタリです。
ペット用の流さないシャンプー
特別な理由がなければ、猫をお風呂に入れる必要はありません。
とくに介護が必要な老猫は、体の負担を考えて、できるだけお風呂には入れたくないですよね。
しかし、おしっこが体に付いたり、トラブルで汚れてしまうこともあるので、そんな時は洗い流さないシャンプーが便利。
スプレーを吹きかけるだけなので、飼い主も老猫も負担が減りますよ。
こちらは、低刺激で速乾性のあるシャンプー。
老猫はグルーミングをさぼりがちなので毛玉ができやすいですが、このシャンプーはふわふわに仕上がりやすいため、もつれや毛玉の防止効果に期待ができます!
コットン
コットンは、老猫のさまざまな介護に使えるグッズです。
耳掃除、目ヤニ取り、爪についた垢のふき取り、お尻まわりのふき取りなど、大活躍してくれました。
耳や爪、お尻まわりをキレイにするときは、洗い流さないシャンプーと一緒に使うのがおすすめ。
シャンプーをコットンに吹きかけてケアしてあげましょう。
目ヤニのふき取りに使うときは、ぬるま湯をかけて使うようにしてください。
コットンは刺激が少ないですし、小さくて扱いやすいので便利ですよ。
シリンジ
シリンジとは、針のついていない注射器のことです。
老猫の介護をしていると薬を飲ませる機会もありますが、ご飯に混ぜても嫌がって食べないことが多いです。
シリンジを使えば、そのまま猫の口に入れることができてスムーズ。
水を飲ませたり強制給餌するときにも使えるため、まとめて買っておくと便利ですよ。
こちらはごくシンプルで使いやすいシリンジ。
尿検査のときにも使えますし、個人的にも重宝した商品です。
ジョイントマット
ジョイントマットとは、パーツごとに組み合わせるタイプのマットです。
クッション性があるため、足腰が弱くなっている老猫におすすめ。
ジャンプや飛び降りたときの衝撃を和らげるために、着地点に敷いておきましょう。
パーツごとに切り離して使えますし、カットできるのもメリット。
狭い部分でも使えますし、トイレ周りや嘔吐しやすい場所に敷いておくこともできます。
汚れた部分だけ取り外して洗えるため、老猫の介護グッズとして役立ちますよ。
こちらは木目調でオシャレなので、インテリアが気になる人にもピッタリ。
防音、抗菌、防臭と、機能も充実しています。個人的には、排泄のあとが分かるように、色の薄いマットがおすすめですよ。
ペットの介護マット
寝ている時間が長くなると、老猫の体に負担がかかります。
ペットの介護マットを使えば、適度に反発があるため、負担を減らしてくれますよ。
床ずれ防止にもなりますから、完全に寝たきりの老猫にもおすすめです。
上記は、私が実際に使っていた商品です。
メッシュ素材になっており、中にペットシーツを装着可能で、マットの上からおしっこをしてもペットシーツが吸収してくれて便利。
猫の体が濡れることもなく、掃除の手間も必要なかったので、とても楽でした。
丸洗いできるしすぐに乾くので利便性も高いです!
酸素発生器
酸素発生器とは、新鮮な酸素を発生させる機器です。
介護の終盤ごろに苦しそうに呼吸をするようになり、動物病院に行くと酸素室に入れられることがありました。
その後、少しでも楽に過ごせればと思い購入。
専用のケージも使えば、自宅に酸素室を作ることもできます。
こちらも私が実際に使っていた商品。操作が簡単で、すぐに使えました。
愛猫に感想を聞けないので絶対に効果があったとはいえません。
しかし、呼吸が落ち着く感じがし、荒い息が穏やかになったので、効果があったんじゃないかなと思っています。
老猫を介護するときは頑張りすぎないことが大事
- 猫ができることは猫に任せる
- 動物病院に行ったときにケアをお願いする
- どんなことに疲れたのか考えて介護グッズを選ぶ
- 無理せずにできる範囲でやる
老猫の介護に疲れたときは、いったん立ち止まってみましょう。
疲れたということは頑張っている証拠なので、少し楽をするのがおすすめですよ。
猫の体をよけいに弱らせることにもなるため、サポートのし過ぎには注意!
動物病院や介護グッズにも助けてもらいながら、飼い主の負担を減らしてください。
愛猫が心配な気持ちは分かりますが、介護は長期戦。しっかり最後まで面倒を見るためにも、気楽に望んでくださいね!
飼い主が疲れてると猫も悲しいにゃ…
愛猫のためにも、あまり思いつめないようにしましょう!