老猫のケア

私の愛猫は、亡くなる6ヵ月くらい前から人目につかない所にいるように。涼しい場所を好む、目がうつろ、いつもと違う匂いがするなども、よくある最期予兆。猫が生活しやすいようにサポートしつつ、不安にならないように優しい声をかけたりしてあげましょう。

猫のおむつはサイズ合わせが大事。新生児用やSサイズのオムツ、おむつカバーを使ったりして愛猫に合わせましょう。おむつかぶれしないように、排泄ごとか4～5時間ごとに交換したり、お尻の毛をバリカンでカットしたりして対策するのもおすすめです。

爪を剥がす方法の中でも個人的に簡単だったのが、爪を縦に切る方法。猫の爪は玉ねぎのような構造なので、縦に切り込みを入れてペリペリと剥がします。2週間～1ヵ月に1回確認し、ハサミやニッパー、ピコックタイプなど愛猫に合った爪切りを使ってあげてください。

洗浄液、オリーブオイル、コットンなど、いろいろな耳掃除を試した経験からオススメの方法を紹介。茶色っぽくてワックス状の耳垢は正常、黒・緑・黄色の耳垢、ネバネバした耳垢などは、異常かもしれません。1週間～1ヵ月の頻度でチェックしてあげましょう。

老猫が臭いよくある原因は、毛づくろい・口内トラブル・胃腸・排泄物・病気の5つ。それぞれ、脂っこい臭い、腐敗臭、すっぱい臭い、甘酸っぱい臭い、アンモニア臭などがしやすく症状もさまざま。愛猫がどのタイプなのか見極めて対処してあげましょう。

1日1～2回、乳白色・茶色・赤茶色、少量の目やには、ぬるま湯で濡らしたガーゼなどで拭きます。カピカピのときは、ケアスプレーを使ったり、ふやかすのがおすすめ。黄色や緑色の目やに、片目だけ、粘り気がある目やには、細菌感染やケガなどの可能性があるので注意。

猫の口が臭い理由は、歯石、歯周病・歯肉炎・口内炎、病気など。歯磨きを嫌がる場合は、軍手を噛ませたり、水に混ぜるだけの歯磨きウォーター、ご飯にふりかける歯磨き粉、歯磨きスナックなど、歯磨き代わりになるグッズを使ってキレイにしてあげましょう。

準備するのは、お湯とタオルだけ。500wのレンジで1分ほどチンしたり、40℃のお湯で簡単に作れます。猫に嫌がられないコツは、顔周り→体の順番で撫でるように拭く、タオルを2枚用意、できるだけ固く絞るなど。お風呂代わり、肩こりや腰痛の改善にも期待できます。

理想は、シャンプーからすすぎまで10分ほど。お湯とシャンプーを混ぜてシャンプー液を作っておく、ドライヤーを嫌がるときはコタツで乾かす、ブラッシングで毛玉をほぐす、暴れて怪我をしないようにお風呂の中を片付けるなど、負担が少ないシャンプー方法や注意点を紹介。

皮脂がたまると、猫の背中や尻尾の付け根がベタベタになりやすいです。ブラシが通らないほど固まったり、脂っぽくなってきたときは、体をキレイにすることが大事。ドライシャンプーや、ベタベタ毛を取りやすいブラシなど、実際に使って効果的だったものを紹介。