こんにちは、こけしです!
老猫になるとあちこち不調が現れますよね。私の高齢の愛猫も便秘がちで、水っぽいうんちや、酸っぱい匂いがするうんちをしていました。
下痢が続くと食欲不振になりやすく、体にもよくないので対策してあげましょう!
この記事はこんな人におすすめです!
- 愛猫が下痢になる理由を知りたい
- 動物病院に行くかどうか悩んでいる
- 普段からできる下痢対策が知りたい
- 下痢になりやすいので生活を見直したい
下痢が続くと疲れるにゃ…
脱水症状になることもあるので、早めに改善してあげたいですね
老猫が下痢になるよくある原因5選
老猫が下痢になる原因の中で、よくあるものを5つ紹介します。根本的な理由を知り、生活改善しましょう!
フードや食事が体に合わない
体に合わないフードを食べると、消化不良を起こして下痢になりやすいです。
老猫は胃腸の働きが弱くなっていることが多く、うまく消化できずに下痢になるという流れ。
キャットフードを変えたとき、新しいオヤツを与えたときに起こりやすいですよ。
また、老猫は消化機能が衰えやすいため、食べ過ぎると胃腸に負担がかかり、下痢になることも。
私の愛猫は、老猫になってから下痢や嘔吐が多くなりました。ウエットタイプのオヤツ、脂肪分の多いフードを食べると、しばらく下痢が続くような状態。
猫の場合、下痢・便秘・嘔吐などは食べ物の影響が大きいため、まずは食事を見直してくださいね。
体に害があるものを誤飲した
ネギ類、チョコレート、植物などの中毒性があるもの、洗剤などの有害なものを誤飲すると、下痢になりやすいです。
この場合、老猫が下痢になるだけではなく、嘔吐しやすいのも特徴です。フードをすべて吐いてもえづく、もう何も出ないのに吐くなど。
また、食欲や元気がない、ぐったりするなど、さまざまな症状がでやすいですよ。嘔吐物を確認し、何か変わったものが入っていないか確認しましょう。
お腹が冷えた
猫も人間と同じで、お腹が冷えると不調を起こしやすいです。
とくに老猫は体が衰えているため、お腹が冷えると胃腸の活動が弱まり、消化機能が落ちることも。消化機能が落ちると、食欲不振になったり下痢になったりしやすいですよ。
床やタイルの上など、冷たい場所を好む老猫に起こりやすいです。
お腹を冷やし過ぎないように生活環境を整えましょう。
病気や感染症
老猫は免疫力が下がっているため、病気や疾患、寄生虫、ウイルスにかかりやすいです。
たとえば、腎臓病・甲状腺機能亢進症・悪性腫瘍・肝不全・胃腸炎などは、下痢を起こしやすいといわれます。
病気や疾患、感染症などが原因の場合は、下痢が長引くのが特徴。
下痢だけではなく、食欲がない、具合が悪いなど、さまざまな症状がでやすくもあります。
老猫の食事や生活は今までどうりなのに、急に下痢が止まらない、オムツが必要なほど長引くなどであれば、なにか問題がある可能性が高いです。
検査や治療が必要なため、動物病院に連れて行きましょう。
ストレスを感じている
人間と同じで、ストレスを感じると体調不良を起こしやすいです。
猫は環境が変わるのが苦手なため、引っ越し・騒音・新しい家族が増えたなどで、ストレスを感じがち。
ストレスホルモンが多くなり、胃腸の動きが鈍くなって下痢になることがあります。
実際に、愛猫が老猫になってから引っ越した経験がありますが、しばらく下痢が続く状態。食事もあまり食べず食欲不振になりましたが、1週間ほどで落ち着きました。
猫はどうしてもストレスに弱いので注意してあげてくださいね。
血便や黄色など!便の状態から推測できる便秘の理由
- 血便→肛門付近や腸などの出血/炎症/など
- 黒い便→消化管の出血/胃腸の炎症/腫瘍/誤飲/など
- 粘膜便→大腸の炎症/感染症/アレルギー/ストレス/など
- 黄色味が強い便→消化不良/ウイルス感染/すい臓の機能が低下/など
- 緑っぽい便→消化不良・寄生虫・感染症/など
- 白っぽい便→すい臓や肝臓のトラブル/など
※上記はあくまで可能性です。正しい判断は検査を受けて獣医師にしてもらいましょう。
老猫が下痢になる原因はさまざま。うんちの色はもともとの食べ物の色によっても異なりますし、ほかの原因で下痢になっていることもあります。
動物病院に行ったほうがいい症状と状態
- 下痢が続く
- 食欲がなくて水も飲まない
- 水を飲む量が急に増えた
- 元気がない
- 便の状態がかなり悪い
元気や食欲があるときは、一時的に下痢になっているだけのことが多いです。
一時的な下痢は、2~3日もすれば治ります。
しかし、老猫の下痢が続く、血便・黒い便・粘液便・オムツが必要なほど垂れ流す、水のような便など、明らかにおかしいときは動物病院に行くのがおすすめ。
老猫は、脱水になったり体力が落ちやすいので、1日以上続くなら動物病院を受診しましょう。
老猫が下痢をしたときに!日頃からできる改善・対処法
私の愛猫もそうでしたが、老猫は消化機能が衰えているため、どうしても下痢になりやすいです。普段の生活を改善することも大事なので、飼い主ができることを見ていきましょう。
お腹に優しいご飯を与える
老猫のご飯は、できるだけ消化しやすくてお腹に優しいものを与えましょう。
高齢者が若者と同じような食生活をおくっていると、胃腸に負担がかかるのと同じです。
下痢が続くと新しいフードを試したくなりますが、コロコロと変えるのは良くありません。新しいフードは胃腸に負担がかかるため、食べ慣れているものがおすすめ。
食べたがらない時は無理に食べさせる必要はありませんが、食事を抜くのは良くありませんよ。
下痢になったときは、いつものカリカリをふやかす、慣れているウエットフードを与えるなどしましょう。
老猫になると消化力が落ちやすいので、1回の量を減らして回数を増やすのもおすすめです。
胃腸の働きをサポートする
胃腸にトラブルがあると下痢になりやすいです。食べ物をうまく消化できるように、飼い主がサポートしてあげましょう。
たとえば、フードやサプリメント。
胃腸のサポート効果が期待できるフードに切り替えるときは、時間をかけて切り替えてください。乳酸菌やオリゴ糖など、お腹をサポートするサプリを与えるのもおすすめですよ。
お腹を冷やさないようにする
老猫は、お腹が冷えると食欲不振や下痢になりやすいです。また、水を飲みすぎて下痢になることも。
冷たい水ではなくぬるい飲み水を用意する、猫がいつもいる場所にマットを敷くのもおすすめ。段ボールは保温効果があるので、床に段ボールを敷いてもOKですよ。
老猫が下痢になったときの便利グッズ4選
老猫が下痢になる原因は、フードや食べ過ぎ、病気など、さまざま。
理由は猫によって違いますが、老猫は胃腸が弱っていることが多いため、健康に役立つグッズを使うのもおすすめです。
目盛りつきで飲んだ水の量がわかるお皿
目盛りがついてるフードボウル。
一般的に、水の量の目安は、体重1kgあたり50ml。3kgの猫なら150mlが適切な量だとされます。水を飲みすぎると下痢になりやすいため、飲んだ水の量が分かりやすくて便利。
腎臓病になると飲む水の量が増えやすくなりますし、下痢や便秘時など、今後のためにも1つ持っていると便利です。
温かさを保てるお皿
水やフードを30度ほどに保てるお皿。
冷たい水やご飯は胃腸に負担をかけますが、このお皿は温度をキープできるので寒い季節に便利。水やウエットフードは冷たくなりやすいので、お腹を冷やさないために使ってあげましょう。
噛み付き防止、滑り止めなど、ペットへの安全対策もされているので安心ですよ。
お腹の調子を整えるサプリメント
下痢や便秘などの改善に期待ができるサプリメント。
こちらの商品は乳酸菌配合で、お腹に優しい成分で作られていて安心。パウダータイプなので、いつもののご飯に混ぜるだけです。
※病気がある、薬を飲んでいるなどの場合は、念のために獣医師に相談してから与えてくださいね。
お腹を冷やしにくいジョイントマット
パーツごとに組み立てられるジョイントマット。
冷たい場所が好きな猫や、床に寝そべるのが好きな猫におすすめです。
この商品は、はっ水加工なので掃除もしやすく、ズレにくくてペットにピッタリ。床は滑りやすくて足腰に負担がかかりやすいので、安全を考えてもおすすめですよ。
下痢になった原因を見つけて対処してあげよう
老猫が下痢になると、食欲が減ったり、嘔吐したりしがち。
高齢のため小さなことで一気に体調を崩すことがあるので、早めに対策してあげましょう!
オムツが必要なほど酷い下痢、うんちの状態が明らかにおかしい、ほかにも症状があるときなど、気になる場合は動物病院に行くようにしてくださいね。
様子がおかしくないかちゃんと観察してほしいにゃ…
必要に応じて病院へ行きつつ、日常的なサポートをしてあげましょう!