こんにちは、こけしです!
キャットフードは、大きく分けると子猫用・成猫用・シニア用の3つがあります。
基本的には年齢に合わせたフードを食べさせる必要がありますが、絶対ではありません。
実際に私も、高齢の愛猫に子猫用を食べさせていた時期がありました。
では、老猫に子猫用フードを食べさせても問題ないケースを見ておきましょう。
この記事はこんな人におすすめです!
- 子猫用とシニア用の違いが知りたい
- 老猫に子猫用フードを与えても大丈夫かどうか知りたい
- 老猫に子猫用フードを与える注意点が知りたい

対象年齢は絶対じゃないにゃ

子猫用フードを上手に活用しましょう
子猫用フードとシニア用フードの違い
子猫は成長期で、老猫は高齢期です。
人間と同じで、それぞれのステージに合わせた栄養が配合されてますよ。
子猫用フードの特徴
- エネルギーやタンパク質が高め
- ミネラル類やビタミン類が多め
- 全体的に栄養価が高い
- 消化吸収しやすい
子猫用フードの対象年齢は、生後2ヵ月~12ヵ月くらいです。
体がどんどん大きくなる時期なので、成猫や老猫よりも多くの栄養が必要。
子猫用のフードは、タンパク質・ミネラル・ビタミンなどを始めとして、多くの栄養が配合されています。
たくさん動き回るのでカロリーも高めになっており、子猫の栄養基準に合わせて作られています。
また、胃腸が成長しきっていないため、消化しやすい原材料や素材が使われていることが多いです。
シニア用フードの特徴
- カロリーやエネルギーが低め
- リンや塩分が控えめ
- サポート成分を配合
商品によっても違いますが、シニア用フードの対象年齢は7歳~のことが多いです。
高齢で運動量なども減りやすいことから、カロリーやエネルギーが低い傾向がありますよ。
成猫の栄養基準を満たしつつも、健康維持を意識した配合になっているのが特徴です。
リンや塩分が控えめになっていたり食物繊維が配合されていたりと、年齢に合わせて調整されています。
子猫用フードを食べても問題ないケース2選
老猫には栄養などが多すぎるため、子猫用を食べることは推奨されていません。
ですが、こういったケースであれば問題ないとされていますよ。
痩せていて栄養が足りない
私の愛猫が食欲がなくて痩せてしまったとき、かかりつけの獣医師に子猫用を与えるようにアドバイス
されました。
獣医師いわく「子猫用フードは栄養価が高いから、少量でも栄養を補いやすい」とのこと。
成猫や老猫が子猫用フードを食べないほうがいい主な理由は、肥満になりやすいからです。
肥満になるとさまざまな病気にかかりやすくなるため、わざわざ子猫用を食べさせる必要はありません。
だけど、痩せていて栄養が足りていないときは話が別です。
子猫用フードは老猫が食べてはいけない物が入っているわけではなく、栄養が多いだけ。
痩せている、栄養が足りないときなどは、食べても問題ないとされていますよ。
病気や疾患にかかっていない
病気や疾患にかかっている老猫に子猫用フードを与えると、悪影響を及ぼすことがあります。
子猫用フードは全体的に栄養が多いため、病気によっては相性が悪いことも。
病気や疾患がある場合は、かかりつけの獣医師に相談してから食べさせましょう。
老猫に子猫用フードを食べさせるときの注意点2選
子猫用フードは、子猫の体に合わせて作られています。
子猫用のドライフードやウェットフード、おやつなどを与える注意点を見ておきましょう。
嘔吐や体調不良に気をつける
老猫は老化により胃腸が衰えやすいです。
子猫用フードはタンパク質や脂質などの配合量が多い傾向があるので、老猫が食べると胃腸に負担がかかって嘔吐することも。
私の愛猫は高齢になってから吐きやすくなりました。
とくに脂質が多いドライやウェットを食べると嘔吐することが多かったです。
子猫用は栄養が多めで老猫に合わないこともあるので、食べたあとの愛猫の様子を確認しましょう。
私の経験上では、初めて食べて吐いたものは、期間を空けて食べさせてもまた吐くことが多かったです。
体に合わないフードは今後はなるべく与えないでおきましょう。
成猫用やシニア用を食べるなら与える必要はない
老猫に無理して子猫用フードを与える必要はありません。
成猫用は成猫、シニア用はシニア猫の体に合わせて作られています。
栄養は多ければいいわけではないので、無理に与えないでおきましょう。
愛猫の健康状態にあったものを食べさせよう
老猫に子猫用フードを与えても問題ないかどうかは、猫の状態によっても異なります。
悪い成分が入っているわけではありませんが、栄養が豊富なので注意が必要。
基本的には年齢に合わせて選び、獣医師にもアドバイスをもらいながら愛猫の健康を守ってあげましょう。

どんな食べ物が合うのかは猫によっても違うにゃ

健康状態や体質などを考慮して選んであげてくださいね!