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老猫を飼うのは大変?保護したり里親になるときに知っておくこと

こんにちは、こけしです!

私は長い間、愛猫と暮らしていましたが、老猫になってからは色々と大変でした。

老猫を保護したり、施設から引き取って里親になるなどの場合は、ずっと一緒に暮らしていたわけではないので、猫も飼い主もよけいに戸惑いがち。

では、老猫と暮らすうえで知っておいた方がいいことを書いていきますね。

この記事はこんな人におすすめです!

  • 老猫と出会う方法が知りたい
  • 老猫と暮らす心構えや注意点が知りたい
  • 老猫を飼うのが向いている人を知りたい
  • 老猫を飼うときに必要な物が知りたい
ねこきち
ねこきち

子猫、成猫、老猫…それぞれ特徴があるにゃ

こけし
こけし

後悔しないように老猫のことを知りましょう!

老猫と出会う主な方法

  • 保護猫施設から引き取る
  • 保健所から引き取る
  • 動物病院から譲り受ける
  • 知り合いから譲り受ける
  • 野良猫を保護する

老猫はペットショップやブリーダーショップには基本的にいません。

そのため、野良猫を保護する、知り合いから引き取る、保護猫施設や保健所などで出会うことになります。

保護猫施設の場合は、年齢が20歳~60歳未満、定期的に写真を送る、猫が暮らしやすい環境が整っているかなど、細かい条件があることが多いです。

保健所や動物病院内の場合も、年齢や住宅環境などの条件があるのが一般的。

保護猫施設や保健所はホームページに情報がのっているので確認しましょう。

動物病院の場合はホームページに記載されていることもあれば、病院内に里親募集のチラシが貼られてることもありますよ。

老猫を飼うときに知っておいた方がいいこと5選

老猫を保護するなりして飼うときは、こういったことに注意しておきましょう。

高齢になると警戒心が強くなるため、新しい飼い主さんや環境に慣れにくいです。

もともと人に飼われていた猫であればまだいいですが、元野良猫であれば懐くまでにかなり時間がかかることも

触れるまで1年以上かかることもありますし、何年経っても近づいてすら来ないことも…。

心を開いてくれるまでどれだけ時間がかかるのは分かりません

たとえ懐かなくても、辛抱強くお世話してあげましょう!

猫は騒がしい環境は嫌がりやすいです。

小さな子どもがいる、大きな音で音楽をかける、来客が多いなどは注意

老猫は環境が変わるのが苦手なため、ただでさえ新しい家に慣れるまでに時間がかかります。

少しづつ時間をかけれて慣れさせる必要がありますが、騒がしい家だと、よけいに慣れるまでに時間がかかりやすいですよ。

私は愛猫を連れて引っ越ししたことがありますが、新居に慣れるまで1ヵ月ほどかかりました。

家が変わるだけでもストレスなので、飼い主さんにも慣れてない状態だとよりストレスがかかりやすいです。

ストレスを溜めると病気になることもあるので、ゆっくり過ごせる環境を用意しましょう。

老猫は成猫と比べて、体力や免疫が下がっていることから、病気になりやすいです。

保護猫施設などからの譲渡であれば定期的に検査を受けていることが多いですが、そうじゃない場合は注意。

野良猫の場合は、保護した時点で動物病院に連れて行きましょう。

現在は健康であったとしても、この先に病気になる可能性もあります。

私の愛猫も、若い頃は動物病院に行くことはほとんどありませんでした。

しかし老猫になってからは定期的に病院にお世話になっていました。

年齢が高いので、どうしても若い猫よりも病気や健康に気を配る必要があります。

すぐに介護が必要になるかもしれないということも頭に入れておきましょう。

老猫を保護したり里親で引き取るときは、お金がかかることを理解しておきましょう。

引き取りや譲渡そのものはそんなにお金はかかりませんが、お世話にお金がかかります

高齢になると食べ物へのこだわりが強くなり、好きなご飯しか食べない猫も。

老化すると温度調整がしにくくなるため、快適に過ごせるように電化製品やグッズが必要になることもあります。

実際に私も、愛猫が高齢になってから色々な物を買いました。

床に敷くマット、トイレ失敗や嘔吐したとき用の掃除グッズ、食べやすいお皿、負担のかかりにくいマットレス、自動給餌機、自動給水機、ステップなど。

場合によっては、介護グッズや医療費も必要です。

私の愛猫は治療を続けないといけない大きな病気はしませんでした。

それでも、検査をしたり薬をもらうだけで毎回5,000~12,000円ほどの医療費がかかっていました。

生活費・介護費・医療費など、余裕をもって計算してくださいね。

猫はしつけがほとんど必要ありませんし、1人暮らしでも飼いやすいです。

しかし、老猫は何かと手がかかりますよ。

私の愛猫は、15歳くらいからトイレを失敗するようになりました。

ご飯を吐くこともあり、掃除の頻度も多くなりました。

毛づくろいや爪とぎの頻度も減るので、ブラッシングや爪切りも小まめにしてあげる必要があります。

目やにや耳垢も溜まりやすくなるなど、若い頃よりもお世話が必要。

どんなお世話が必要なのかは猫それぞれですが、若い猫よりも手がかかりやすいということは理解しておきましょう。

老猫を保護&里親になるメリット

老猫は高齢なので、保護したり里親になるときは、いろいろと気を配る必要があります。

しかし、老猫ならではのメリットもありますよ。

  • 穏やかな猫が多い
  • イタズラが少ない
  • 飼い主の年齢が高くても飼いやすい
  • 行くところのない老猫を救ってあげられる

子猫は元気いっぱいですし、成猫もまだまだ遊び盛り。

しかし老猫は落ち着きがあり、まったり過ごすことが多いですよ。

まだ人に慣れてない内は威嚇したり隠れたりしやすいですが、慣れてからは一緒に暮らしやすいです。

活発に動いて部屋を荒らしたりイタズラをすることも少なめ

寝ている時間も多く、甘えん坊な子が多いのも特徴です。

猫の平均寿命は13~16年ほどで、20年以上生きる猫もいます。

飼い主さんの年齢によっては若い猫を飼うのは難しいですが、老猫であれば飼いやすいですよ。

また、保護猫施設などで人気なのは子猫です。

老猫はどうしても里親が見つかりにくく、施設で生涯を終えることも…。

行くところのない猫を救ってあげられるというのもメリットのひとつです。

老猫を飼うのが向いてる人

  • のんびりした生活を送りたい
  • この先の生活に大きな変化がない
  • マメにお世話をしてあげられる
  • 家にいる時間が長い

老猫は、のんびりしたり日向ぼっこをしたりするのを好みます。

どちらかと言えば、猫と一緒に遊びたい人よりも、まったり過ごしたい人に向いています

高齢になると人や環境に慣れにくくなるため、転勤や結婚、引っ越しなど、この先の生活に大きな変化がない人におすすめ。

日常的なお世話、トイレを失敗した後の掃除、動物病院に行くことも多くなりやすいため、家にいる時間が長い人に向いてるといえますよ。

もちろん猫の性格はそれぞれなので、必ず上記にあてはまるわけではありません。

しかしあまりにも相性が悪いと、猫も飼い主さんも大変…。

老猫の特徴を理解したうえで、保護して飼うかどうか、里親になるかなどを考えましょう。

老猫を保護&里親になるときに準備するもの

老猫を保護したり里親になったときは、必要な物を準備しましょう。

生活しながら少しづつ買いそろえていけばいいですが、以下の3つはすぐに必要ですよ。

私の家でも長年愛用していた猫トイレ。

猫砂とペットシートをそれぞれの箇所に入れて使うタイプです。

有名な商品なので、専用の猫砂やペットシートは、量販店やスーパーなど、どこでも買えて便利。

抗菌仕様で臭いもしにくいのでおすすめです。

老猫でも食べやすいように設計されたお皿。

高さがあるので首や腰に負担をかけにくく、お皿が手前に傾いているなど、使いやすさが魅力。

見た目も可愛いくてオシャレですよ。

2段でコンパクトタイプのケージです。

まだ慣れない内は、隠れ場所や安心できる場所として、ケージを置くのがおすすめ。

サイズは小さめですが、扉が大きく開くので扱いやすいですよ。

老猫を飼うときは最後まで面倒を見る覚悟をもとう

老猫は環境の変化に弱く、引き取り手も少ないのが現状…。

どんな猫でもいえることですが、老猫を飼うときは最後まで責任を持ちましょう。

せっかく保護したり里親になったりしても、途中で投げ出すのはかわいそうです。

飼い始める前に面倒を見れるのかをしっかり考え、無理だと思うなら保護猫施設に連絡するなどしてくださいね。

ねこきち
ねこきち

無理して飼うと猫も人も苦労するにゃ…

こけし
こけし

老猫を理解したうえで飼うかどうか決めてくださいね

ペットなどの記事を執筆するフリーライター。
24歳まで生きてくれた猫の飼い主。

猫の虜となり、健康で楽しく過ごしてもらうために猫の勉強をし、さまざまな方法を試行錯誤。ネットや本を読み漁り、愛猫のためになる情報を血眼で探して実践。

失敗や後悔も山ほどあり「あのときに私が見たかった老猫サイト」を目指している。

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