こんにちは、こけしです！
猫があちこち粗相したり徘徊すると大変ですよね。
老猫にケージに入ってもらえばスペースが限られるので、掃除やお世話がしやすいです。
だけど、ストレスを与えたくないので悩ましいところ…。
ケージを使うメリットや、愛猫にストレスを与えない方法、おすすめのケージなどを見ていきましょう！
この記事はこんな人におすすめです！
- 愛猫にケージを使うかどうか悩んでる
- 老猫の粗相・介護対策のためにケージを検討してる
- ケージを使うときの注意点が知りたい
- 老猫にあったケージを選びたい
ケージは猫を閉じ込めるだけのものじゃないにゃ
うまく使えば猫にも飼い主さんにもプラスになりますよ！
ケージを活用する猫＆飼い主のメリット
- 猫のリラックス空間になる
- 安全対策がしやすい
- 粗相の対処がしやすい
猫には、ストレス軽減やリラックスのための隠れ家が必要。
ケージは誰も入ってこないし個室なので、うまくいけば安全な場所として認識してくれますよ。
猫は狭くて暗い場所を好みやすいです。
ケージは猫好みの狭さだし、柵に布をかぶせれば暗くすることもできます。
老猫になると不安になってウロウロすることもありますが、安心できる場所があればリラックスしてくれるかも。
スペースが限られているので、安全対策しやすく粗相しても掃除がしやすいです。
うまくいけば猫も飼い主もメリットがありますよ。
老猫にケージを気に入ってもらう方法
老猫がケージを気に入り、自分から入るようになるのがベストです。
そのためには以下のことを実践してみましょう！
居心地のいい空間をつくる
猫は居心地のいい場所を見つける天才！
気になれば自分から入るので、愛猫好みの空間をつくりましょう。
まずはケージの中に、愛猫が気に入るベッドを置いて寝床を作ります。
トイレや爪とぎなどの基本的な物も設置。
飼い主や愛猫の匂いがする物を入れたり、愛猫の好みに合わせてハンモックやおもちゃなども入れてくださいね。
扉を開けっぱなしにする
ケージは安心や安全を与える場所であり、閉じ込めるための物ではありません。
ケージを設置して必要な物を置いたら、扉を開けっぱなしににして自由に出入りできるようにします。
数日経っても入らないときは、ケージの中に食器を置いてご飯を食べさせてみましょう。
今まで自由に過ごしていたのに、急にケージに押し込むとストレスを感じやすいです。
慣れて自分から入るようになっても扉は開けっ放しにし、自由に出入りできるようにしてあげてくださいね。
静かで落ち着く場所に設置する
お気に入りになるように、静かで落ち着く場所に設置しましょう。
たとえば、部屋の隅や、人通りが少ない場所など。
甘えん坊だと人に近い所を好むので、性格や普段の様子を見ながら設置場所を考えてくださいね。
粗相対策してケージを掃除しやすくする方法
ケージの中といえど粗相が多いと掃除が大変なので、ついでにケージの中も掃除しやすいようにしておきましょう。
- 防水シート
- ペットシート
- ペット介護マット
上記の3つを使う方法を紹介しますが、粗相が多い老猫はケージの中を3段構えするのがおすすめです。
防止シート
防水シートは、水分を通さない素材でできています。
おしっこや水っぽいうんちの粗相をされると、染み込んだり流れていくので掃除が大変。
防水シートを敷けばそんな心配はないので、ケージの一番下に敷いておくのがおすすめです。
上記はサイズ78×63cmの防水シート。
我が家でも使っていましたが、ズレ止め加工されてるし、薄くて扱いやすかったです。
有名商品なのでホームセンターでも買えますよ。
ペットシート
猫のシステムトイレに使うペットシートも粗相対策に使えます。
防水シートだけだと水分を吸収しないので、猫の体が濡れたり、ケージの中に置いてる物がオシッコまみれになることも…。
単品で使ってもいいですが、防水シートを一番下、その上にペットシートを敷くのがおすすめ。
ペットシートが水分を吸収、隙間から漏れたときは防水シートが防いでくれるので安心です。
上記は、アイリスオーヤマのペットシート。
もちろん家にあるものでもいいですが、こちらは比較的リーズナブルなおすすめ商品。
厚め素材でクッション性があり、実用性があってコスパがいいですよ。
ペット介護マット
ケージの中にはベッドが必要ですが、寝床が排泄まみれになると後始末が大変。
粗相したときに片付けやすい介護用のマットもあるので、洗いやすさや扱いやすさ、体への負担などを考えて用意しましょう。
防水シート・ペットシート・ペット介護マットと、3つ同時に対策すれば掃除の手間がかなり減りやすいです。
上記は、中にペットシートがセットできるマット。
カバーがメッシュ素材で、おしっこをするとカバーを通過してペットシートで吸収する仕組み。
乗ったままおしっこをしてもシートが吸収してくれるので、猫の体や周りが濡れませんよ。
本体はポリエステル素材で、丸洗いできるし乾くのも早いです。
老猫用のケージを選ぶポイント
- 高さがないもの
- 横幅があるもの
- 掃除しやすい素材
老猫は老化により運動能力が落ちているので、日ごろから安全を重視しましょう。
高さがあると怪我の原因になって危ないので、老猫のケージは1段タイプなどの低いものがおすすめ。
その代わりに、ベッド・トイレ・食器などを置くので、横のスペースが広いケージを選びましょう。
高さのないタイプなら、車に乗せて移動したり避難するときなどにそのまま車に乗せることもできますよ。
粗相や介護のことを考え、掃除しやすい素材を選ぶことも大事。
木材は重く、排泄物や臭いが染み込みやすいので避けておいたほうがいいかもしれません。
老猫におすすめのケージ3つ
ケージが1つあれば、留守番や隠れ家としても使えて便利。
老猫の粗相対策にケージ飼いを検討してるときにも使いやすい、おすすめケージを紹介していきます。
100センチ超えのシンプルなケージ
上記はサイズが101cm×66cmある大型のケージ。
工具なしの組み立てタイプで天井が外れるので、物を出し入れしやすく掃除がしやすいです。
ワンサイズ小さい84cm×61cmのサイズもあるので、好みで選んでくださいね。
シーツストッパー＆キャスター付きケージ
上記は、91cm×63cmほどの大型ケージ。
キャスターが付いていて移動させやすいので、飼い主さんの近くにいたがる猫にもおすすめ。
ペットシートを止めるストッパー付き、片手で扉が開けられる、天井が開くなど、機能が充実していますよ。
形をアレンジできるサークル
上記は、天井や床のないサークルタイプ。
61cm×61cmのパネルが8枚セットになっていて組み合わせは自由で、形や大きさをアレンジして使えます。
よじ登ったりジャンプしたりできないけど歩き回る、本格的に介護が必要なときなどに便利。
広いので物の配置がしやすく、天井がないので人間も入れて掃除や世話がしやすいですよ。
老猫が粗相するときはケージを活用しよう
老猫をケージ飼いするときは無理に閉じ込めないことが大事です。
猫は自由な動物なので、扉を開けっぱなしにしたり居心地がよくなるように工夫し、望んで入るのが理想。
ケージの中は、防水シートやペットシート、漏らしてもOKなベッドなどを使って粗相対策をしてあげましょう！
うまく使えば猫にも飼い主さんにもメリットがあります！
猫の状態はいろいろ。愛猫に合ったケージを選ぶにゃ
