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老猫にも試したい!猫が薬を嫌がるときの工夫&あげ方4選

老猫のトラブル

こんにちは、こけしです!

猫が薬を嫌がるのは、猫あるあるの1つ。

私の愛猫もなかなか飲んでくれず、よく攻防を繰り返してました。

獣医師さんは簡単に飲ませますが、私がヘタクソなのか、家で同じようにやっても上手くいかない…。

けど老猫になってから薬を与える頻度が多くなり、あれこれ工夫しました。

飼い主さんでもできるオススメの方法やコツを紹介しますね。

この記事はこんな人におすすめです!

  • 嫌がる猫に薬を飲ませたい
  • 猫にストレスを与えない薬のあげ方が知りたい
  • できるだけ老猫に負担をかけたくない
こけし
こけし

飲ませないといけないけど、愛猫に嫌われるのは嫌…

ねこきち
ねこきち

じゃあ薬だと気づかれないようにすればいいにゃ

猫が薬を嫌がるよくある理由

猫が嫌がらない薬のあげ方を知る前に、なぜ嫌がるのかを知っておきましょう。

気持ちが理解できると対処しやすくなりますよ。

猫にとって薬は、嫌な匂いがする危険なもの。

錠剤やカプセル、粉末などいろいろなタイプがありますが、苦味がある薬が多いですよね。

自然界では、苦味のある食べ物は危険…!

腐ったり毒が入っていることが多いので、危険を避けるために本能的に苦味を嫌がります。

猫は嗅覚が優れていて、苦味にも敏感。

人間にとっては無臭でも、猫には感知できるので薬を嫌がることが多いですよ。

薬の大事さを分かるわけないし「これ食べたらあかんやつ」と思われても仕方ないかも…。

猫は警戒心が強く、慣れていないものには慎重になります。

新しい家具や初めて見る物など、猫はとにかく警戒しますよね。

恐る恐る近寄って匂いを嗅ぎながら、安全かどうか確認するのはあるある。

気に入らないと容赦なく猫パンチすることも。

そんな所もかわいいですが、猫は初めての物をすぐ受け入れるタイプじゃないです。

病気がちで、子猫のころから頻繁に薬を飲んでれば慣れるかもしれませんが、ほとんどの猫はそうじゃないですよね。

とくに老猫は警戒心が強くなりやすく、薬を嫌がることが多いですよ。

猫は察知能力が高いので、薬を飲ませようとする飼い主の意気込みを察知することがあります。

薬の準備をしたり猫をチラ見したりと、いつもと違う雰囲気を読み取って、嫌な予感がして逃げることも…!

動物病院に行く準備をしているだけで悟られるのと同じような感じ。

こうなると警戒心がよけいに強くなるので、なるべくいつも通りを心がけましょう。

「自分のしたいことをする。嫌なことはしない」というのが猫です。

自分本位でマイペースなので、強制されたり無理強いされるのが苦手。

すんなり薬を飲む猫はあまりいません。

だけど、愛猫の健康のためなので飼い主も諦めるわけにはいきませんよね。

結果として、猫が薬を嫌がる→しつこくしたり無理強いする→よけいに薬を嫌がるという悪循環に陥ることもあります。

薬の種類ごとの難易度レベル

薬によっても違いますが、一般的な難易度レベルは以下の通り。

液体→★
粉末→★★
錠剤やカプセル→★★★

液体は口の中に入れればそのまま飲んでくれやすいです。

口の中に入れさえすれいいので、難易度は低いですよ。

粉末はそのまま飲ませるのは難しいですが、他のものに混ぜたり工夫できるので、そこまで難しくはありません。

一番難易度が高いされるのが、錠剤やカプセル

匂いでバレやすいだけじゃなく、ある程度の大きさがあって固いので、気付かずに飲ませるのは難しいです。

口に入れてもすぐに気づき、ペッと吐き出すこともしばしば…。

動物病院で投薬が必要と診断されたとき、粉末か錠剤かなど、種類を選べることがあります。

嫌がる猫に薬を与えるときは、飲ませやすいものを選択してくださいね。

嫌がる猫に薬を飲ませるあげ方の工夫4選

猫が薬を嫌がるときは、できるだけ無理強いしないことが大事です。

ここでは、おすすめの方法や嫌がられにくいコツを紹介していきますね。

錠剤やカプセルをそのまま飲ませるときは、水で濡らしてから与えてみましょう。

水で濡らすとすべりがよくなるので、喉を通りやすくなりますよ。

猫の口を開けて、下アゴを下げ、舌の付け根あたりにポトリと落とします

あとは口を閉じさせて飲み込ませましょう。

しっかり胃に流すためにも、投与後は水やフードを与えてくださいね。

ただし、そのまま飲ませるのは難しいので無理しなくてOK。

挑戦しても無理そうなら他の方法を試しましょう。

おやつで包んで、猫に気付かれないように薬を飲ませる方法。

ウェットフードやチュールとかの液体オヤツに混ぜるよりもバレにくいですよ。

上記は投薬補助のおやつ。

ソフトタイプで、手でこねられるのが特徴。

錠剤・カプセル・粉末の薬でも中に包めますよ。

密封できるぶん匂いが漏れにくいので、嫌がる猫に薬を与えるときにおすすめ。

錠剤を粉々にして与えやすくする方法。

どうしても固形のままだと飲ませにくいし、あげ方が限られます。

猫が薬を嫌がるときは、粉々にしてフードやオヤツに混ぜましょう。

上記は、薬を入れてフタ部分を回して使うピルクラッシャー。

薬やサプリを簡単に粉々にできるし、容器が透明で中の状態が見やすいですよ。

粉末の薬を水で溶き、猫の口に直接与えるやり方。

私の愛猫は、老猫になってから薬を飲むことが増え、嫌がるようになりました。

いろいろ試しつつ、最後に行き付いたのがこの方法。

上で紹介したピルクラッシャーで砕いて、水に溶いた薬をシリンジに入れて飲ませるだけ。

口の端に、シリンジの先端を差し込んで注げばOKです。

上記は、シンプルで使いやすいシリンジのセット。

容量は10mlで、薬や水を飲ませたり、尿検査にも使いやすいサイズです。

コンパクトなので扱いやすくて狙いを定めやすいですよ。

猫が薬を嫌がるときは工夫することが大事

猫の薬のあげ方のコツは、警戒させないこと。

おやつで包んで薬の匂いを消す、嫌がる前にシリンジでサッと口に入れるなどして対策。

とくに老猫は投薬の頻度が多くなってストレスを感じやすいので、愛猫が嫌がらない方法を見つけてあげてくださいね!

ねこきち
ねこきち

猫の性格はそれぞれ。合う方法を探すにゃ

こけし
こけし

スムーズに飲めると、お互いに負担が減って一石二鳥です!

ペットなどの記事を執筆するフリーライター。
24歳まで生きてくれた猫の飼い主。

猫の虜となり、健康で楽しく過ごしてもらうために猫の勉強をし、さまざまな方法を試行錯誤。ネットや本を読み漁り、愛猫のためになる情報を血眼で探して実践。

失敗や後悔も山ほどあり「あのときに私が見たかった老猫サイト」を目指している。

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