こんにちは、こけしです!
猫は人間と比べて、見た目だけでは年齢が分かりにくいですよね。
ふと「老猫って何歳から?」「猫の老化は何歳から始まるの?」など、疑問がわいてくることも。
どうしても老猫になると、病気・食事・健康などに気を配る必要があります。
年齢的にはシニアでも、若々しい猫もいるので判断が難しいところ。
では、老猫とは何歳からなのか、老化するとどんな変化があるのか見ていきましょう!
猫の1歳は人間の18歳。2歳で24歳にゃ
猫は人間よりも成長スピードが速いよ!
この記事はこんな人におすすめです!
- 何歳から老猫なのか気になる
- 老猫になると見た目&行動にどんな変化があるのか知りたい
- 老化症状がでてきた愛猫への対処方法が知りたい
老猫は何歳から?
猫の年齢 | ステージ | 猫の状態 | 人間年齢 |
---|---|---|---|
~6ヵ月 | 子猫 | どんどん成長 | ~16歳 |
7ヵ月~2歳 | 青年期 | 遊び盛り | 17~24歳 |
3~6歳 | 成猫期 | 体が充実している | 28~40歳 |
7~10歳 | 中年期 | シニアの入り口 | 44~56歳 |
11~14歳 | 高齢期 | 老化が現れやすい | 60~72歳 |
15歳~ | 後期高齢期 | 本格的に老化する | 76歳~ |
「シニアは何歳から」「老猫は何歳から」と、ハッキリ年齢が決まっていませんが、衰えが始まるラインは7歳。
7歳になると体力や筋力が落ち始めるため、シニアと呼ばれるようになります。
11歳ごろになると、見た目や行動の変化が現れやすくなることから、老猫と呼ばれ始める年齢。
15歳ごろになると本格的に老猫とされることが多いですよ。
つまり、老猫は11歳ごろから!
もちろん老化スピードはそれぞれですが、一般的には7歳からシニア、11歳から老猫と考える人が多いです。
老化スピードは猫それぞれだからあくまで一般論にゃ
老け込むのが早い人もいれば、若々しくて健康な人もいるのと同じ!
【見た目の変化】老化がはじまった老猫あるあると対策方法
愛猫が老化しているかどうかは、年齢はもちろん見た目にも注目しましょう。
何歳からということも大事ですが、どんな変化があるのかも重要ですよ。
目ヤニが増える
歳をとって生理的な機能が低下したり、寝る時間が長くなることで、目ヤニが多くなりやすいです。
目ヤニの量が増えるのはごく普通のことなので、コットンやガーゼをお湯で湿らせて軽くふいてあげましょう。
ただし、アルコールを含んだウェットティッシュなどを使うのはNG!
異常なくらいに目ヤニが出る、緑色・血が混ざっていて色がおかしいなどの場合は要注意。
感染症などの可能性があるので動物病院に行きましょう。
歯が黄ばんでくる
歯垢がたまって、歯が黄色や茶色っぽくなります。
そのまま歯垢が固まって歯石になることもあれば、口臭が気になることも。
歯磨き嫌いの猫が多いので、お口ケアには苦戦している飼い主が多いですよね。
私の愛猫も大嫌いで、とても歯磨きはできませんでした…。
高齢になってから始めるのは難しいので、歯磨き効果のあるオヤツや、吹きかけるだけの歯磨きスプレーを使うのがおすすめです!
筋肉が減って細くなる
食事量や運動が少なくなり、脂肪や筋肉が減って細くなりやすいです。
とくに、太ももが目立ちやすいので観察してみましょう。
高品質なタンパク質を摂ったほうがいいため、健康のためにもキャットフードの見直しも検討してみてください。
被毛がパサパサになる
皮膚や被毛に栄養が行き届きにくくなり、全体的にパサパサになりやすいです。
猫は自分で毛づくろいをしますが、老猫になると、体が硬くなってきたり面倒になることで、毛づくろいのペースが減りやすいです。
栄養が届かない、毛づくろいが減ることで、パサパサ・ボサボサ毛が目立つようになります。
自分でケアしなくなるため、飼い主がブラッシングしてあげましょう。
皮膚の乾燥や、フケが気になるなら、洗い流さないトリートメントなどを使うのがおすすめ。肌も保湿できてフケが減りやすいですよ。
爪が分厚くなる
猫の爪は、ロケット鉛筆のようになっています。
古い爪がはがれないまま新しい爪が作られることで、爪が分厚くなっていきますよ。
運動や爪とぎをすれば自然と古い爪がはがれます。
しかし老猫になると、運動量が減ったり、関節が痛んで爪とぎをしなることで、爪が分厚く丸くなっていきます。
飼い主がケアする必要があるため、2週間~1ヵ月に1回のペースで切りましょう。
分厚くて普通の爪切りで切れない場合は、ギロチンタイプや、ニッパータイプなどがおすすめです。
【行動の変化】老化がはじまった老猫あるあると対策方法
老猫は何歳からとは決まっていません。
老化行動をとるようになったら、それぞれ対策してあげましょう。
寝る時間が長くなる
老猫になると体力が減り、体力温存のためにも寝る時間が長くなりやすいです。
成猫の睡眠時間は1日14時間ほどですが、老猫は20時間以上寝ることもありますから、ゆっくり寝させてあげましょう。
同じ体勢で寝続けたり体重が重い猫は、体に負担がかからないようなベッドやマットを探すのもおすすめ。
私の愛猫は高反発マットを使っていましたが、22歳を超えても走って遊ぶほど元気でした。
絶対ではないですが、効果はあったのかなと思っています。
動きがゆっくりになる
若いころは俊敏でも、だんだん動きがゆっくりになります。
好奇心も減るため、オモチャにも反応しにくくなってのんびり過ごす時間が増えてきます。
筋力が衰えるため、ジャンプするときに勢いをつけることも。
無理をするとケガをすることもあるため、スロープやステップを用意したり、なるべく段差をなくしてあげましょう。
耳が遠くなる
聴力が低下するので、声をかけても反応しにくくなります。
耳が遠くなることで自分の声の大きさが分からず、大声で鳴くことも。
人が近づいてる音や気配を察知しにくくなっているため、急に触ると驚かせることもあるので注意。
いったん視界に入ってから触る、何度か音を出して気づかせてから触るなどしてあげましょう。
トイレの失敗が多くなる
尿道まわりの筋肉が衰えることで、トイレに間に合わなかったり失敗しやすくなったりします。
成猫のおしっこは1日1~3回ですが、老猫はトイレの回数が多くなりがち。
トイレの位置を変えたり数を増やしたり、ジョイントマットを敷いてして対策しましょう。
私の愛猫は18歳ごろからトイレ周りでうんちをすることがありました。
ジョイントマットはパーツごとに取り外して洗うことができます。
片付けや掃除がかなり楽になるのでおすすめですよ!
老猫になったと感じたら早めに対策をしてあげよう
- 7歳からシニア11歳から老猫とされることが多い
- 老猫になると見た目や行動に変化が起こりやすい
- 老化現象があれば早めに対策する
愛猫の変化に気付いてあげられるのは飼い主さんだけ!
もっとよく見て気付いてほしいにゃ
老猫は何歳からとは決まっていませんが、11歳くらいが目安。
もっと早くから老化することもあれば、15歳をこえても老化知らずの猫もいます。
年齢だけではなく、見た目や行動も参考にしながら、愛猫のケアをしてあげましょう!