こんにちは、こけしです!
私の愛猫は24歳まで生きてくれました。
大きな病気・認知症・寝たきりなどもなく、老猫になっても元気でいてくれました。
「絶対に猫が長生きする方法」は存在しませんが、猫の24歳はかなりの長寿。
実際に私がやってきたことも含めて紹介するので、長生きのヒントにしてくださいね。
ちなみに、愛猫の健康を本格的に見直したのは12~13歳ごろなので、高齢猫でも遅くはないと思います!
この記事はこんな人におすすめです!
- 愛猫にできるだけ長く健康でいてほしい
- 猫が長生きする秘訣が知りたい
- 猫の生活環境や食事を見直したい
猫だって健康に長生きしたいにゃ
ポイントと実際にやって良かったと思うことを紹介しますね!
おやつしか食べなくて困っている人はこちらをチェック↓
健康的な食事を与える
猫が長生きするうえで大事なのが食事です。
毎日どんなものを食べているのかは、健康に大きく関係してきますよ。
主食は総合栄養食のドライフードがおすすめ
ドライフードには以下のメリットがあります。
- さまざまなサポート成分が配合されている
- 噛む力が鍛えられる
- 歯に食べかすが残りにくい
ドライフードは、被毛や目の健康、腎臓や減量サポートなど、さまざまな種類があります。
ウエットフードよりもバリエーションが豊富なので、愛猫に合わせやすいですよ。
粒が固いので噛む力が鍛えられ、歯に食べかすが残りにくいのもポイント!
歯石がたまると歯周病や歯肉炎になり、痛みでご飯が食べられないこともあるので、飼い主さんが気をつけてあげましょう。
私の愛猫は22歳頃までドライを食べていました。
途中から「飲むデンタルエア」をしていましたが、歯磨きはしていません。
24歳まで生きてくれましたが、1本も歯が抜けることなく、口内トラブルもありませんでした。
ウエットは、あまり水を飲まない、噛む力が弱い、口内トラブルでドライを食べられない、などの猫に向いています。
ウエットを与える理由がない場合は、ドライフードがおすすめですよ。
デンタルケアについてはこちらの記事をチェック↓
おやつを与えすぎない
頻繁におやつを与えないことも、猫が長生きする秘訣のひとつです。
与えすぎると、こういったデメリットがありますよ。
- ご飯を食べなくなることがある
- 太ることがある
- 病気や疾患の原因になることがある
猫はえり好みをしやすいため、おやつの味を覚えるとご飯を食べなくなることがあります。
お腹がいっぱいで、ご飯を食べないことも。
また、添加物や塩分などが含まれていることが多いので注意。
人間と同じで、肥満や病気の原因になることもありますよ。
私の愛猫は、最後まで大きな病気をすることはなく、健康診断の数値も良好でした。
ご飯が食べれる状態のときは、おやつはほとんど与えていません。
爪切りや病院に行ったときなど、2ヵ月に1回くらいの頻度でご褒美として与えた程度です。
もちろん、おやつを与えなかったから長生きしたとは断言できません。
でも、24歳という年齢まで生きてくれたので、きっと意味があったんじゃないかなと思います!
快適に生活できる環境を整える
長寿を目指すなら生活環境を整えましょう。
毎日過ごす場所が整っていれば、安全や健康につながりますよ。
運動しやすい環境をつくる
運動は、筋肉や関節の維持、老化防止など、たくさんのメリットがあります。
愛猫に長生きしてもらうためにも、適度に運動させましょう。
- 上下運動できる場所をつくる
- 自然に運動できる配置にする
- ひとり遊びできるオモチャを用意する
猫は高い所が好きですし、もともと上下運動をする動物。
キャットタワーや棚をうまく配置して、ジャンプや上り下りができるようにしましょう。
ソファーやテレビボード、棚、出窓などを、渡り歩けるようにするのもポイント。
うまく配置すれば、歩くだけでも運動になるので健康的ですよ。
運動時間の目安は、7歳くらいまでの若い猫は1日20分以上、成猫は1日20分ほど、老猫は1日10分ほどとされます。
飼い主さんと遊ぶだけでは足りないこともあるので、配置を整えたり、ひとり遊びできるオモチャを用意するのがおすすめです。
体に負担をかけない
小さなことでも、毎日続くと体に影響がでてきやすいです。
ケガやトラブルの予防にもなるので、年齢関係なく対策しましょう。
- 着地点にマットを敷く
- 負担がかかる首輪は避ける
- 適温を心がける
高齢猫は老化により、骨や足腰、関節が弱くなりやすいです。
ダメージを蓄積させないためにも、若いうちからキャットタワーや棚の下などの着地点に、マットを敷きましょう。
私は愛猫のために、あちこちジョイントマットを敷いていました。
20歳を超えても、ジャンプしたり走ったりしていたので、個人的に効果ありだと思います!
また、首輪を付けるときも注意。
肩や首が凝ったり、鈴の音がうるさくてストレスを溜めることがあるので、付けるときは負担が少ないものを選びましょう。
猫の適温は20~28度ほどなので、冷暖房器具などを使って調整してあげてくださいね。
植物や匂いの強いものを避ける
猫は肉食動物なので、植物系を分解するのが苦手です。
中毒を起こしたり寿命を縮める原因にもなるため、こういったものは避けましょう。
- アロマオイル
- 香水
- 柔軟剤
- 観葉植物
- 花
アロマは植物が原料になっていることが多いです。
香水や柔軟剤も植物由来のものが多く、香りが強いので避けたほうが安心。
ユリ科の花は命の危険がありますし、ナス科やツツジ科、アジサイなども危険です。
害がないとされる観葉植物や花もありますが、猫と暮らすなら香りがするものはできるだけ避けましょう。
猫にできるだけストレスを与えない
人間は、ストレスを感じ続けると寿命が短くなるといわれます。
猫もストレスを感じると体調を崩すことがありますし、病気になることもありますよ。
猫が困った行動をするときは飼い主が対策する
猫に人間の気持ちを理解させるのは無理があります。
怒ったり強制的に言うことをきかせると、ストレスや恐怖を与えてしまうことに…。
一緒に生活するうえで困ったときは、飼い主が対策しましょう。
たとえば、このようなケース。
- 壁で爪とぎをする
- テーブルの上に乗る
- 朝ごはんの催促がうるさい
- トイレ以外で排泄する
壁で爪とぎするときは、保護シートを貼ったり、立て掛ける爪とぎを置きましょう。
テーブルの上に乗るときは、近くに猫が乗ってもいい棚などを置きます。
ポイントは「もっといい物を与えて猫を誘導する」こと!
猫は欲求に素直なので、気に入ればそそくさと移動してくれますよ。
ご飯の催促が激しいときは、自動給餌機がおすすめ。
トイレ以外の場所で排泄するときは、トイレそのものや砂を変えたり、位置を変更しましょう。
猫は怒らずに褒めて育てる
イタズラなどをした時に怒るかどうかは賛否ありますが、私は反対派です。
実際に、何をされても全く怒らず育てました。
だんだんとイタズラもしなくなり、穏やかで甘えん坊になった愛猫。
大きな病気をすることなく24歳まで長生きしてくれたので、個人的には褒めて育てるのがおすすめです!
猫を褒めるときのポイントは以下のとおり。
- 優しくて高いトーンの声を出す
- 短くてシンプルな単語を使う
- うまくできたその場ですぐ褒める
猫は高い声を好むため、意識的にトーンをあげましょう。
大きな声は苦手なので、優しくて小さめの声がおすすめ。
猫の知能は、人間でいうと2歳前後だとされます。
短い単語くらいなら覚えられるので「えらいね」「すごいね」「天才」「かわいい」など、シンプルな言葉で褒めましょう。
トイレで排泄した、ご飯を完食した、玄関で待っててくれた、水を飲んだ、返事をしてくれたときなど。
イタズラや失敗したときは飼い主側が対策。
上手くできたときは、小さなことでも褒めてあげるのがおすすめです!
何かあったら動物病院へ行く
栄養満点の食事を与えたり環境を整えたりしても、猫が病気になることがあります。
病気は、猫が長生きするうえでの大敵。
動物病院でしか治療できませんから、何かあったら診察を受けましょう。
日頃から愛猫を観察する
- 食欲があるかどうか
- 水を飲んでいるかどうか
- うんちやおしっこの状態
- 定期的に体重を計る
- おかしな行動がないか
体調不良や病気などがあるときは、食欲がなくなりやすいです。
目視だと分からないこともあるので、定期的に計って体重を把握しましょう。
水を飲まないと病気になることがあるので注意。
逆に、水を飲みすぎる場合は、病気の初期症状であることも。
うんちの状態、おしっこの量も、体調のパロメーター。
健康状態が現れやすいので、掃除するときに確認します。
また、おかしな行動がないかも観察しましょう。
隠れている、寝る時間が急に増えたなど、いつもと違う行様子がないかもチェックしてくださいね。
定期的に健康診断を受ける
猫を長生きさせたいなら、定期的に健康診断を受けましょう。
健康診断を受けるメリットは以下のとおり。
- 病気の早期発見ができる
- 健康状態が把握できる
- 今後の食事や生活改善に役立つ
どんな検査をするのかは飼い主さんが選べますが、基本的には身体検査・血液検査・尿検査・便検査などを行います。
料金は1回5,000~15,000円ほど。
8歳くらいの成猫であれば年に1回、8歳以上の猫や老猫は半年に1回のペースが推奨されています。
病気がなくても、赤血球値、尿のPH値など、それぞれを把握できるので、今後の目安になります。
腎臓の数値が高めであれば、腎臓に負担が少ないご飯に変更。
歯垢が溜まっているのであればデンタルケアをするなど、今後に役立ちますよ。
信頼できる動物病院を見つける
猫が長生きする秘訣のひとつが、いい動物病院を見つけること。
いい動物病院にはこういった特徴があるので参考にしてくださいね。
- 猫の扱いがうまくて処置が早い
- 動物の扱いが丁寧
- 説明をきちんとしてくれる
- 飼い主の話を聞いてくれる
猫の扱いや処置がうまい動物病院は、それだけ知識や経験があるということ。
薬を飲ませるとき、目や耳、口の中を確認したとき、血液採取など、素早く処置できるか見ておきましょう。
動物への愛情があったり親身になってくれる獣医師は、動物の扱いが丁寧なので、そのあたりも含めてチェック。
また、しっかりと説明をし、飼い主の話も聞いてくれる獣医師なら安心です。
説明不足だと不安になりますし、誤解や相違が起こりにくいのでスムーズにいきやすいです。
猫に長生きしてもらうために生活全般を見直そう
猫が絶対に長生きする方法はありません。
しかし人間と同じで、食事や運動、ストレスなどに気をつければ、寿命が伸びる可能性があります。
完全室内飼いの猫の平均寿命は、16歳ほど。
長寿を目指して、生活環境を整えてあげてくださいね!
ノンストレス生活のためにゴロゴロして過ごすにゃ
いいね!最高だね!でも少しは運動してね!