こんにちは、こけしです!
ペットとして暮らしていても、猫はもともと狩りをする動物。
いざという時にエネルギーを使えるように、たくさん寝て体力を温存する習性があります。
睡眠時間が長いので、快適に過ごせるようにしてあげましょう。
老猫になるとさらによく寝るので、寝床やベッドを見直してあげてくだいね!
この記事はこんな人におすすめです!
- 老猫が満足する寝床を用意してあげたい
- 老猫に向いてるベッドを選びたい
- 愛猫の健康のために睡眠や環境を見直したい

お気に入りの寝床やベッドがあると最高にゃ

愛猫が喜ぶし健康メリットもあって一石二鳥です!
老猫の寝床をしっかり整えたほうがいい理由
- 睡眠は健康の基本
- 寝る時間が長い
- 体に負担がかかることがある
- 老猫は神経質になることがある
人間も猫も、睡眠は健康の基本です。
リラックスできる環境や寝床だと、ぐっすり眠れるので体調を整えやすいですよ。
猫の平均の睡眠時間は18~20時間ほどですが、老猫だと20時間以上も寝ることも。
老猫はベッドにいる時間が長いので、体にあってないと負担がかかりやすいですよ。
また、シニアになるにつれて神経質になっていく猫も。
寝床がお気に入りの場所になれば安心してくつろげるので、ベッドや寝床を見直しましょう。
老猫が快適に過ごすための環境づくりのポイント4つ
猫は心地いい場所を探す天才!
気に入らないと寝床で寝ないので、まずは環境を整えてあげてくださいね。
寝床とトイレは真横に置かない
トイレと寝室が近いと嫌がる猫もいるので、少し離して置きましょう。
とくに、神経質な猫やキレイ好きの猫は嫌がりやすいです。
ただし、遠すぎると使いにくいし、老猫はトイレが遠いと間に合わないことも。
部屋が狭いときは、工夫して50cmほど離しましょう。
スペースが広いときは、寝床やリビングにそれぞれ置いてあげてくださいね。
まわりが見える程度の暗さにする
真っ暗だとまわりが見えなくて不安になることがあるので、少し光が入るようにしてあげましょう。
猫は暗いところでも目が見えるし、野生の習慣で暗いところが好きです。
明るいとストレスを感じやすく、寝るときは暗くするのが基本。
だけど老猫の場合は老化で視力が低下して、真っ暗だと見えにくいことも。
まわりが見えないと、不安になったり怪我をしたりすることがありますよ。
月の光が入るように少しカーテンを開けたり、豆電球をつけたりして調整してくださいね。
静かで落ち着く空間にする
ぐっすり眠れるように、なるべく静かな環境にしてあげましょう。
猫は人間よりも音に敏感で眠りが浅いので、物音がすると起きやすいです。
高齢になると老化で耳が悪くなることもありますが、どちらにしてもうるさい音は好きじゃないです。
寝床の場所は、なるべく人通りが少ない部屋の隅がおすすめ。
空気清浄機やエアコンなどの機械音も嫌がりやすいので、音がする物はなるべく離してあげましょう。
フローリングは音が響きやすいので、カーペットやマットを敷いたり、音が出にくい素材のスリッパを履いたりして工夫してくださいね。
温度や湿度を調整する
人間と同じで、温度・湿度が快適じゃないと寝にくいです。
猫の場合、夏場は26~28度、冬場は20~25度、湿度は40~60度くらいがベスト。
もちろん個体差もあるので、様子をみながら調整してあげてくだいね。
丸まってるときは寒いサイン、伸びているときは暑いサイン。
エアコン・湯たんぽ・こたつ・マット・換気・加湿器・除湿器などを使って、愛猫好みの寝床をつくってあげましょう。
猫のベッドの種類とそれぞれの特徴
よくあるのが、以下の3タイプ。
- ハウスタイプ
- オープンタイプ
- ハンモックタイプ
ハウスタイプは周りが囲われているベッド。
冬は暖かいし隠れ家にもなりますが、囲われているので手入れや介護のしにくさがあります。
オープンタイプは、周りがオープンなので使い勝手がいいです。
種類も多くてさまざまな素材のベッドがあるのも特徴。
フチあり、洗濯OKなど、数が多いので目的に合わせやすいです。
ハンモックタイプは、窓に貼ったり吊るしたりして使うベッド。
体の負担を減らすことよりも利便性を重視していることが多く、お昼寝や日向ぼっこなどのサブベッドとして使うことが多いです。
老猫といっても好みや健康状態はそれぞれ。
目的や用途に合わせて選んであげてくださいね。
老猫に合ったベッドを選ぶポイント4つ
老猫になると寝床で過ごす時間が多くなってきます。
しっかり寝て体を回復させるためにも、老猫にあったベッドを選んであげましょう。
伸びができるサイズ
猫は寝ながら全身や足をグーンと伸ばすことがあるので、伸びができるサイズがおすすめ。
体がすっぽり入りつつ、足を伸ばせるサイズを選びましょう。
オープンタイプは、足をはみ出しながら伸びができるので、あまり気にしなくてもOK。
ハウスタイプを選ぶときは少し大きめを選びましょう。
段差や高さのないもの
楽に出入りできるように、出入り口の段差が少ないベッドがおすすめです。
老猫になると足腰が衰えてきます。
私の愛猫もそうでしたが、今現在は問題なくても、高さのある棚やテーブルに登れなくなったり、少しの段差がまたげなくなることも…。
今後のことを考えて、出入りのしやすさも重視してくださいね。
ベッドを置く位置も高さのない場所にしてあげましょう。
体の負担が少ない素材
老猫は寝床で過ごす時間が多くなるので、できるだけ体の負担を減らしてあげましょう。
人間のベッドもそうですが、体が沈むような柔らかい素材は、部分的に負担がかかりやすいです。
起き上がるときや寝返りが大変なので、柔らかすぎず反発のある素材がおすすめ。
また、長時間寝るときは床ずれにも注意。
寝たきりの場合、床ずれ防止のため、2~3時間に1回態勢を変える必要があります。
床ずれ防止マットや体圧分散ができる素材など、愛猫の負担が減る素材を選んであげましょう。
手入れのしやすさ
洗濯ができるか、洗い替え用のカバーがあるかなど、手入れのしやすさも大事です。
私の愛猫は、老猫になってからベッドの上でお漏らしすることがありました。
ベッドで嘔吐したり、下痢が続いてマットが汚れたことも。
寝る時間が長くてベッドが蒸れやすいし、定期的に手入れが必要だったので、扱いやすいものがおすすめ。
洗濯の頻度は、夏は週に1回、冬は月に1回くらいが目安です。
洗えるか、乾きやすいか、替えのカバーがあるかもチェックしてくださいね。
老猫の寝床に!使いやすいおすすめのベッド3つ
老猫の寝床に置くベッドは、使いやすさや機能性が大事。
愛猫のお気に入りになるように、普段の過ごし方を考えながら選んであげてくださいね。
体が沈みにくい猫ベッド
上記は、人間用のマットレスにも使われる高密度ウレタンで作られたベッド。
適度な反発があり、高さは約5cmなので上りやすさもありますよ。
フチが高いので枕になるし、滑り止め付きで、カバーは洗濯できます。
サイズは2パターンあり、Mでも60×45とゆったりしているので伸びもしやすいです。
漏らしてもOKな猫ベッド
上記は、中にそのままペットシートを収納できる介護ベッド。
実際に愛猫に使ってましたが、漏らしてもシートが吸収してくれるので、愛猫を拭いたり掃除す必要がなくて楽でした。
カバーはメッシュ素材なので蒸れにくく、丸ごと洗えて清潔。
反発がある素材なので、寝返りがしやすく床ずれの予防にもなりますよ。
愛猫を乗せたまま運べるベッド
上記は、持ち手が付いていて、そのまま運べる床ずれ予防ベッド。
普段使いはもちろん、介護ベッドとしても使えます。
持ち手があるので、寝返りの補助や移動時に使いやすいですよ。
ウレタン2重構造、ズレにくいマットタオル付きで、手洗いもOK。
犬猫兼用でサイズは3つあり、小サイズでも60×60と広々しています。
心地いい寝床を用意してあげよう
老猫はたくさん寝るので、まずは環境を見直して、心地いいベッドを選んであげましょう。
なるべく静かで暗めにし、温度や湿度も愛猫に合わせてあげてくださいね。
ベッドを選ぶときは、段差や高さ、洗いやすさなども考えておき、飼い主さんの負担も減らしましょう。

寝床を整えると猫も飼い主も楽になるにゃ

介護が必要になったときのことも考えて選ぶと安心ですね!





